私の母にここ2年くらい、無気力感や自殺願望などのうつのような症状が出ています。私は受験生でなかなか家にいられないのですが、私がいないとき母は一人で泣いていたりお風呂の中で自殺を考えたりすることがあると言っています。奇妙なのは、母はそれを自覚しているようだということです。自分に自殺願望があることや無気力感に襲われることなどから「ママうつなの」としょっちゅう自分で言っているのですが、自覚している場合は本当にうつなのでしょうか。テレビなどでうつ病の人は往々にして自覚症状がないと聞いたのですが・・・。母はまだ精神科には診療してもらっていません。42歳なのですが更年期障害かもしれないと思い婦人科に診てもらったところ、更年期障害ではないと診断されたそうです。今までは自覚していたために、またなんだかんだ言っても家事も仕事もちゃんとこなしていたのであまり真剣に受け取れなかったのですが、最近母が私生活で大きなストレスを受けたのでこれを機に情緒不安定になって大変なことをしてしまわないか心配です。
もうひとつ心配なのは父の母に対する接し方です。母が体調がわるく家事ができないと、父は母を怠けているといって叱責するんです。ネットで得た情報によるとそのような接し方が一番よくないようなのですが・・・。
ためらう母について精神科に一緒に行ったほうがいいでしょうか??
よろしくお願いいたします。
bellaandedwardさん ( 東京都 / 女性 / 18歳 )
回答:1件
周囲に病気アピール?父親の態度改めさせ家族の和向上
うつ病の人に病気の自覚があるかどうかには特に決まりがなく、うつ病に至った経緯や年齢、重症度によって違ってきます。
お母様が「うつなの」と自分から家族などに向かって言っているのは、自分の心身の状況の悪さを周囲に向かって無意識にアピールしていると考えられます。ということは、家族などに自身の状況を理解して欲しい深層心理があるものと推測されます。
うつ病を克服する上ではその原因を推察して対策を立てることが欠かせませんが、上記のようなお母様の態度からすると、うつ症状の原因の一端は家庭や家族関係にあるものと考えられます。自身がうつであることを仄めかして、家族に何らかの支援を求めているのかも知れません。
お話の中で一番気になるのが、お父様のお母様への態度です。「怠けている」といって叱責するのは、うつ病の人への対応としては良くない典型的な例です。それ以前にもご両親の間で不仲や軋轢といったものはなかったでしょうか。
あなたは受験生として実家から離れることが多く、それが母親にとっては淋しい状況になっている可能性もあります。大事な時期なのでやむを得ない要素はあるでしょうが、時にはご両親とじっくり話し合って、家族の和というものをさらに向上させることが必要です。
父親とは個別に話し合い、母親を叱りつけることは止めさせる必要がありそうです。うつ病の可能性があり、心の傷を受けやすい状況であることを伝えるのです。それと同時に父親の方も心に傷を持っている可能性があるので、お話を聴いてあげて下さい。
うつ病の原因としては家庭問題だけではなく、食生活や栄養バランスの乱れも挙げられます。どんなものを好んで食べているか観察してみましょう。お菓子や砂糖など糖質の過量摂取、野菜や果物の不足、肉など動物性食品の極端な忌避があれば、それらを是正することが必要となってきます。
このQ&Aやコラムに詳述していますので、参考になさって下さい。
回答専門家
- 吉野 真人
- (東京都 / 医師)
あなたの自然治癒力を引き出し心身の健康づくりをサポートします
病気を治したり予防するにあたり、いちばん大切なのは、ご本人の自然治癒力です。メンタルヘルスを軸に、食生活の改善、体温の維持・細胞活性化などのアプローチを複合的に組み合わせて自然治癒力を向上させ、心と身体の両方の健康状態を回復へと導きます。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング