対象:販促・プロモーション
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化粧品メーカーで自社化粧品を販売する仕事をしています。
QVCなどのテレビショッピング番組で商品を販売したいと考えていますが、扱ってもらうために何かアドバイスがあれば教えてください。またいくつかあるテレビショッピング各番組の特徴や傾向も知りたいです。
evergreen777さん ( 東京都 / 女性 / 32歳 )
回答:2件
テレビ通販という特性を理解することが大切
はじめまして
エーエムジェー株式会社の赤坂卓哉と申します。
以下、回答致します。
(文字制限があるため、今回は以下の内容に留めます)
*テレビショッピング「テレビを媒体とした通販」の特性を理解する
テレビ通販には、大きく「インフォマーシャル」「ショッピング番組」の2種類が存在します。
**「インフォマーシャル」
「インフォマーシャル」は、CSやBSなどのCM枠を購入し、そこで、既に撮影・編集が済んでいる録画広告を展開してきます。ビリーズブートやコアリズムで有名なオークロンマーケティングのように、インフォマーシャルで売上を伸ばすのであれば、圧倒的な広告出稿量が求められます。スポットで行っても結果は出ずらい可能性が高いのがこれまでの経験で想定されます。
理由として:顧客側は、何となく流して番組を見ている間にCM枠としてインフォマーシャルが流れるため、購入するという欲求に達しづらい。そのため、広告出稿量を上げることにより、顧客のマインドシェアが高まり、「そういえば気になる」「試してみたい」という購入感情の高まりに繋がるのです。その代表例が、ビリーズブートキャンプなのでしょう。
**「ショッピング番組」
24時間生放送で行っている、ジュピターショップチャンネルやQVCジャパンは、通販媒体として自社にて商品を仕入れ、番組内容やキャスターと呼ばれる商品紹介者を自社に抱えています。
この番組を観ている顧客は、既に商品を購入したい、面白いものはないのかと意識しながら番組を観ている為、購入購買率が高いのが特徴です。
一方で・・
上記2社ともに、視聴可能世帯が1500万世帯を超え、勢いのある媒体です。そのため、商品採用基準が高く、広告表現の内容も薬事法・景品表示法・特定商取引法など最も厳しい基準で選定を受けます。
評価・お礼
evergreen777さん
インフォマーシャルとテレビ通販番組の特性がよくわかりました。ありがとうございます。
回答専門家
- 赤坂 卓哉
- (クリエイティブディレクター)
- エーエムジェー株式会社 代表取締役
通販広告・店販広告を全面的にサポート
TV・ラジオにて累計2000回以上の通販番組を担当。通販において豊富な知識と実績を有する。通販や店販に欠かせない「薬事法」や「景品表示法」に深く精通しており、法律を守りながら広告として成立つ「シズル感のある広告表現」を得意としている。
商品力と切り口がキーポイントです
株式会社輝点。今泉です。
弊社の場合は、インフォマーシャル(番組を自社で作り、広告枠を購入して展開)で
TV通販を行っていました。
主にTV通販の場合は、インフォマーシャルとTV通販会社への卸しのことを
さします。
それぞれにメリットデメリットがあります。
*インフォマーシャルのメリット
・数回放映して、ある程度反応率が出ると、売上げ予測が立ちやすい
・購入者リストが自社のハウスリストになる
*インフォマーシャルのデメリット
・あたる番組を作るのは大変
・番組制作費用がかかる
・番組枠が高騰している
*TV通販卸しのメリット
・知名度が上がる
・1回の放送での取引高が大きい
*TV通販卸しのデメリット
・リストが自社のものにならない(卸売りのため)
・会社によっては返品がある
・資料などは、自社で用意する必要がある
TV通販卸の場合(特にショップチャンネルやQVCなど)
ありきたりな商品では、まず採用されません。
世の中に無いようなもの、圧倒的にNO.1のものが
好まれます。
今まで番組内で販売している商品とバッティングしているものは
採用されません。
ストーリーが必要なのは、どちらも一緒です。
まずは卸からはじめて、後にインフォマーシャルに移行する、
という手段も考えられます。
商談をしながら、「TV通販受け」する商品に磨き上げていくと
良いとでしょう。
ぜひ、がんばってください。
応援しています。
今泉武史
評価・お礼
evergreen777さん
回答ありがとうございました。
ストーリーのある商品が提案できるよう考えてみます。
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