対象:ペットの医療・健康
初めまして、私は今6ヶ月になる子犬をカナダで飼っています。来年の11月に日本へ帰国予定の為、狂犬病の準備を始めたいのですが、現地の獣医師に相談したところカナダでの狂犬病接種は子犬の時は1年に1回、その後3年毎に1回と義務付けられているそうで、日本への輸送条件としての2回の狂犬病ワクチン接種の義務を伝えたところ、『短期間の間にそのような過剰接種をするとワクチンが原因で狂犬病を発症する事がある』と言われました。もちろん、そのリスクが本当に高いものならばワクチンを接種するのは見直したいと考えていますが、今回質問させて頂きたい事は。
1.狂犬病のワクチンには種類があり、効果の持続期間も変わるという情報を聞いたのですが、ここでは3年間に1度のワクチンを使っているという事は、やはり日本で使用しているワクチンよりも効果の高いもの(つまり犬自身に対する負担も大きくなるもの)を使っているという事なのか。
2.実は、子犬が3ヶ月の時に2度目の予防接種を受けた時に獣医師に勧められるままに狂犬病のワクチンも同時接種してしまいました。(その時は同時接種が悪いという事も知らず、帰国の準備の事もまだ考えていない状態だったので、とても後悔しています。)
つまり、この1年間の間に私の犬は合計で3回の狂犬病のワクチンを接種するという事になってしまいます。(1度めの時はマイクロチップを装着していなかったので、無効という事になるので。)
3.最初の質問でお伺いしたように、もしも持続効果の短いワクチンを使用した場合、3回の接種でも犬への負担は軽くなるのでしょうか。
以上の事から、犬への負担はどの程度のものなのか、もしも接種可能なのであれば、どの程度の間隔で残り2回のワクチン接種が望ましいのか、という事を教えてください。長くなりましたが、ご返答宜しくお願い致します。
シャルルロッテさん ( 三重県 / 女性 / 25歳 )
回答:2件
狂犬病ワクチン
以前、当院であったことですが、アメリカから帰国したワンちゃんで、接種後3年有効の狂犬病ワクチンを打ってありました。それで、日本では毎年接種ですので、狂犬病ワクチンの猶予を申請して認められたというケースがありました。 飼い主の方がワクチンメーカーに有効を示すデータを取り寄せてくれて、それを東京都に出してOKになったように記憶しています。 ワクチン証明書にある製薬会社に電話すれば、データを送ってくれると思いますので、それをまず帰国するときの空港の検疫事務所に送って、事情を話せばいいと思います。
当院ではやっていませんが、混合ワクチンと狂犬病ワクチンを同時投与する先生はいます。特にとても凶暴なワンちゃんにはそうしている方がいらっしゃいます。
ワクチンの過剰投与につきましても、製薬会社がデータを持っていると思います。 ただ、恐らく実際は、重大なことは起こらないのだと思います。 そういうことが起こるならば、ワクチンのパッケージ等に厳重な警告があるはずですが、アナフィラキシーのショック状態に関する注意があるだけです。
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Re:子犬の狂犬病ワクチン接種について
ワクチンには種類があり、有効期間が異なります。製薬会社がデータをもっていますので、ワクチン証明書にある製薬会社に問い合わせて、どのような種類のワクチンで有効期間はどれくらいなのかデータを送ってもらいましょう。それを帰国するときの空港の検疫事務所に送って、ご相談するといいと思います。
当院では、身体への負担と副作用が起きた場合どちらが原因かわからなくなるため、混合ワクチンと狂犬病ワクチンを同時投与は行っておりません。当院ではありませんが、特に凶暴な場合に同時投与することもあると聞いたことがあります。
ワクチンの過剰投与に対する犬への負担についても、製薬会社がデータを持っていると思いますので問い合わせてみましょう。
(現在のポイント:-pt)
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