対象:リフォーム・増改築
我が家は 山のふもとに 3階建てで建っており 2階より2×4の 輸入住宅になっております。(玄関は2階です。)
1階が土を掘り込んだコンクリート打ち放し(建物の基礎にもなっています。)の駐車場(建築申請では店舗)。
この駐車場を 子供部屋にリホームをしようかと思案中ですが 1階の出入り口 と右側面は 土に接して無いですが 奥と左側面半分が 土に接した状態です。 その為 梅雨時は 奥のコンクリート壁から 多少なり 結露した状態になってます。
部屋にした場合 結露・湿気による カビの発生が気にかかります。
予算の関係もあり 低コストで カビの心配がないリホームの方法があれば 教えてください。
駐車場の広さは およそ21?で 築5年です。
施工時に 奥の壁に換気扇をつけてもらってます。
えびすさん ( 兵庫県 / 女性 / 39歳 )
回答:1件
深澤 熙之
建築プロデューサー
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結露の仕組み
はじめまして、えびす様。
外断熱通気リフォームを専門にしております、深澤煕之と申します。
早速ですが、結露・湿気・カビの発生対策についてですが、まずは結露が出る仕組みを理解する事ができれば、その対策も最善の方法が見つかります。
結露が出るのは暖かい湿気が冷たいものに触れると結露になると言う事は誰しもがご存じの事柄です。
その辺をもう少しわかりやすく突っ込んで言いますと、空気中の湿気は水分が細かくなって空気中をかなりの運動量で動き回っております。
その細かい湿気が冷やされる事でその運動量がかなり少なくなって水分となり、結露になってしまうのが結露の仕組みを簡単に申し上げる事ができるかと思います。
ですので、湿気を止めないように、また、籠らないようにしてあげる事が結露発生の根本を改善する事になります。
ある工場においてその一角の事務所では寒い時期は特に部屋中、結露が流れるように出ているところを大型の扇風機を持ってきて部屋の中の結露が全くなくなったという実験や事例が沢山あるのですが、
住宅に置き換えて、お話をすれば、湿気の流れを止めないようにしてあげる事です。
湿気が出る部屋に換気扇つける事や湿気や結露対策の内装材を使用する事も対策の一つですが、それだけでは解決できないほど結露の発生量が多い、住宅も数多くあります。
理想は外壁部分の構造体を通気工法にして湿気を家の中に籠らないように家の外へ自然と逃がしてあげて結露が発生する根本を改善する方法が最善な方法の一つとしてあげる事ができます。
ですが、今回の駐車場のように土に面している壁を利用をして部屋を作る場合、そのような方法は予算的においても叶いませんので、
もう一つの方法として、湿気自体の水分を細かい粒子のようにしてくれる素材(特殊な4種類のセラミック材)を利用して、湿気そのものに含まれる水分を細かい粒子のようにしてくれる断熱塗料
補足
(宇宙に飛び立つ時に1000度以上の熱から宇宙ロケットの機体を守ってくれる宇宙開発の技術から生まれた素材です)ですが、
そのような塗料を使用する事により、比較的安価にそういった結露や湿気の問題を解決できる方法もあります。
結露や湿気を吸ってくれる内装材や天然無垢材等を使用してリフォームをする方法も一つの方法として上げる事もできますが、それだけでは湿気・結露・カビ対策としては一時的に解決しても後でまた、結露が発生した、カビが出てきたという事例も多いので、
結露や湿気を改善するにはその発生原因を理解して、その根本を改善する事が何よりです。
参考になれれば幸いに存じます。
下記に参考サイトを列記しましたのでお気軽にどうぞ。
昭和アルミ公式ブログサイト
昭和アルミインターナヨナル:外壁リフォームドットJP
(現在のポイント:-pt)
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