投資会社の不正発覚に対する対応の仕方について

「監理ポスト⇒必ず上場廃止」となるわけではありませんし、上場をしていないからという理由で日興がSMAの取扱いができなくなるわけではありません。したがって、「ONちゃん」様が考えるとすれば、不正会計を行う（と断定するにはいささか早計だと思いますが）ような会社に自分の資産を運用してもらうのかという感情の問題だけかもしれません。もう少し時間をかけてゆっくり判断したほうがよいと思います。

会計処理が不正かどうかは微妙な問題であり、どれが不正でどれが不正でないかを区別するのは非常に難しいと思います。「不正をしたのでけしからん」と、早いうちから、紋切り型に断定してしまうのもいかがなものかと思います。
会社は税引き後の利益を上げたいというモチベーションがあり、政府は税収を上げたいというモチベーションがあり、マスコミは視聴者に痛快なコメントを提供して視聴率を上げたいというモチベーションがあるのです。

証券ラップ口座の説明はこちらをご覧ください。

ONちゃんさん、ご質問ありがとうございます。
ファイナンシャル・プランナーの大間です。

突然の出来事で驚きと不安が出てきたと思います。
ONちゃんさんの心配されている
「上場廃止の恐れ」の件
「預けている資産」の件 は
他の先生方からの説明の通り特に心配することはありません。

日興コーディアル証券の今後の対応や市場の反応・評価、株式上場の取り扱い、
日興コーディアル証券のONちゃんさんへの対応など総合的に判断して、
今後も取引を行うかどうかの決断をすれば良いと思います。

ONちゃんさんのお気持ち次第だと思います。

ＯＮ（王・長島？）ちゃん、結論を先に言いますと、証券会社が上場廃止や倒産になっても、「分別保管制度」により、お客様資産は保全されていますのでご安心下さい。
また、上場廃止になりましても、これまで通り売買は出来ます。
証券業協会のパンフにＱ＆Ａとして、本件が説明されていますので、ご覧下さい。
http://www.jsda.or.jp/html/pdf/bunbetsu_QA.pdf

尚、上場廃止になるかどうかは今後証券取引所が判断することです。
要はあわてる必要は無いと言うことです。