対象:ペットの医療・健康
10歳のミックス犬です。4月の10日に事故にあい横隔膜に内臓が入ってしまったということで、手術をしました。その後縫合したところに、水が溜まり傷口が塞がりません。再度入院し、その後も2度ほど縫い合わせましたが、いまだに塞がらず入院しています。獣医師は少しずつよくなってきていると言ってはいますが、大きな変化は感じられず心配しています。今は抗生剤と消毒を行っているようです。このままで大丈夫なのでしょうか?入院も長くなり、病院の狭い犬舎の中でのみ過ごしているのも可哀そうになってきてしまいます。ほかの病院に看てもらったほうがよいのかとも考えていますが、その場合はどのような獣医師を選べばよいのでしょうか?
bonoさん ( 埼玉県 / 女性 / 51歳 )
回答:1件
Re:犬の傷口が塞がりません
まずは塞がらない傷口の場所は横隔膜や腹壁ではなく皮膚ということでよろしいでしょうか?
術創に漿液が溜まったり、治りにくいことは時々あります。2週間以上長引く場合には、感染や縫合糸への生体反応など何か原因がある可能性が考えられます。まずは細菌感染を起こしていないか顕微鏡検査や細菌培養・感受性検査を受けることをおすすめします。感染があって現在使用している抗生剤が効いていない場合は、感受性検査で原因菌に効く抗生剤に変更する必要があります。
もし縫合糸が体に合わない場合には、縫合糸の種類を変える必要があるかもしれません。術創の大きさにもよりますが、腹壁は治癒していて皮膚のみくっつかない場合は、二期癒合と言って傷口を縫い合わせるのではなく自然治癒で傷の修復を待つ方法もあります。この場合は感染のコントロールと複数回の包帯交換が必要になります。おそらく治癒には2週間以上かかると思います。
いずれにしてもかかりつけの先生に傷が治りにくい原因を調べてもらい、説明をうけていただくのがよいと思われます。
評価・お礼
bonoさん
2014/11/11 20:35お答えいただき有難うございました。傷口が塞がらないのは、腹壁ではなく皮膚です。細菌検査も何度も行い抗生剤も何度か変えながら治療しています。それでも、なかなか大きな変化が見られず7か月が過ぎてしまい、このまま今の病院に任せておいてもよいものなのかが不安になってしまい質問させていただきました。全てがすっきりとはいきませんでしたが、お答えいただいたことで、もう少し待ってみようかと思っています。
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