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対象:心と体の不調

自律神経失調症とうつ症状

心と体・医療健康 心と体の不調 2013/04/27 11:13

私は高校の時に自律神経失調症になりました。現在も闘病中です。

私の経歴なのですが、高校は地元屈指の進学校に入学→体調不良が続き学校に通えなくなり1年留年→通信制の高校へ転入→短大→通信制の大学へ編入(現在4年生)

私は自分の経歴にものすごくコンプレックスがあります。常時このコンプレックスを感じています。

短大時代は成績も良かったので、関西の有名大学の推薦の話もありましたが、その時はどうしても行きたい大学があり、推薦を断りました。

しかし、その後担当教授からアカハラを受け続け、体調は著しく悪化し、結局勉強は頑張ったにもかかわらず、編入試験は受けれず、止む終えず通信制に編入しました。

通信制大学へ編入し、単位も残り30単位となり、卒業の目処が立ってきたものの、勉強や進路について相談する相手がいない環境で強い孤独を感じており、正直思い描いていた大学生活が送れていない現実の中で、短大時代のことをふと思い出したり、また、あの時推薦を受けて関西の大学に編入していたらとふと考えてしまうと、ひどいうつ症状が出てしまいます。時には「このまま消えてしまいたい」と自殺願望も出てきてしまうほどです。

ここ1、2年は、改善していた自律神経失調症の症状も、これまでの経歴を思うだけで強く現れてしまいます。

自分でも過去のことを考えても仕方ないのは十分に分かっているのですが、何かに打ち込んでいても、家族でテレビを楽しく見ていても、急に昔のことを思い出してしまい後悔の気持ちでいっぱいになり、うつの症状、動機やめまいの症状が出てしまい困っています。

最近では、自分の存在自体が恥ずかしいと感じ、また、同世代の人たちが楽しそうにしているのを見ると惨めに思い、外出を拒み、家に閉じこもることのほうが多くなりました。

担当医師の先生やカウンセラーの方に相談してきましたが、解決法が見つかりません。

どうしたら過去のトラウマや後悔していることと断ち切ることができるでしょうか?
大変困っています。何かアドバイスを頂きたいです。よろしくお願い致します。

miyabi11さん ( 京都府 / 女性 / 23歳 )

回答:1件

国府谷 明彦

国府谷 明彦
厚生労働省認定 産業カウンセラー

- good

トラウマが,メンタル的にも身体的にも影響しているようですね

2013/05/11 20:58 詳細リンク

こんにちは。カウンセリングセンター聴心館 国府谷です。精神医学や脳神経科学をベースに認知行動療法を中心とするカウンセリングをしています(医師法における診断・治療行為は致しません)。

miyabi11さん,アカハラを受けてからいろいろな面で生活が一変してしまい,ご苦労されたのだと思います。そうした経験をしたあとで,むしろ,ここまでよく頑張ってきたことを,まずはほめてあげたいと思います。ここからは,みやびさんとお呼びしてすすめていきたいと思います。

さて,みやびさんが体調を崩していることを2つの面から考えましょう。ひとつは身体の面ですが,昔のことを思うと,動悸やめまいの症状が出る,自律神経失調的な症状がでるということでした。もうひとつはメンタル面で,気持ちが沈んでくる,後悔の気持ちが出てくるといったことがあります。

ここでまずお話ししたいのは,感情が極度に不安定になると,脳の構造的に視床や下垂体が影響を受けて,自律神経やホルモンのバランスが崩れてしまいます。そうすると,体調不良的な身体の症状が出てくると言うことを覚えておいて下さい。

また,一方でメンタルの病気としてPTSDというのがあります。過去の悲惨な体験に心が傷を受けてそれを引きずり続ける病気です。PTSDの症状として,3つの症状があります。ひとつはフラッシュバック,つまり,ふいに過去の記憶がよみがえり過去に経験した感情や身体感覚がよみがえってくること,ふたつ目は回避行動,フラッシュバックがでてこないように,いろいろな行動を避けるようになること,3つ目は過敏反応,いろいろなことに過敏に反応するようになる,こうした症状が出てきます。

ここでは,医師法の点から,みやびさんの症状を診断することは避けますが,ご了解下さい。どうでしょうか? ご自身で,過去のトラウマの影響が今の症状につながっていると言えるかどうか判断してみて下さい。

PTSDそのものではなくとも,そうした要素があるときには,認知行動療法によってそれを改善していくことができます。実は,過去のことに目を伏せていくことは,回避行動を続けていることにほかなりません。だからといって,自分自身で過去を清算しようとするのは,かなりリスクのあることです。お近くの認知行動療法の専門家と相談することが大切です。
【字数の関係で補足に移ります】

補足

具体的な対応としては,過去のことから目を背けるのではなく,過去を直視することが必要です。過去の事実は事実として認め,でもそれが今には影響しないことを確信していくことなのです。これを認知行動療法として,何十回かの面接を通じて改善していくのです。

必要あれば,メールや電話でご案内します。実際の認知行動療法は電話やメールで実施するのは難しいのですが,最初の糸口くらいはつけられると思います。ご希望あれば,ご連絡下さい。Profile内の専門家へのメールまたは直接お電話下さい。

みやびさんの状態が良くなられることを祈っております。もうひとりで孤軍奮闘しているのではないのですよ。勇気を持ってください。

聴心館WEBサイト http://www.choushinkan.com

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