賃貸アパートへの太陽光発電の設置について

確かに太陽光発電は電気の供給が
止まった時にも有効だと思います。

太陽光発電のトラブルで多いのが
設置後に南面に太陽光を遮る構造物が
できてしまったときです。

太陽があたって初めて発電が始まります。
周辺に高層マンションとか高いビルが
建たないような敷地の場合は検討の余地が
あります。

周囲に今は建物が無くても、将来都市計画的に
高い建物が建設可能な場所かどうか
調べておくと良いと思います。

経済的にどうかについては当方は不勉強です。

経済的面の話をとのことですが、私どもで今まで検討した例ではあまり良い結果の例はございません。一般てきには、元を取るのに約２０年から３０年といわれております。設置費のローンを電気料金のみで賄うのは、無理と思います。東京地区は場所によりますが平均日照時間があまり多くはないですし、買電料金も何年も確定しているわけではありません。恒久的な国の方針も明確に確定してませんし、いつ法律が変わるかしれません。機器の維持費も掛かるとおもいますし、２０年も経過したら機器の劣化等交換も考えておかないといけません。とてもアパートローンの助けになるようには思いません。エコに取り組んでるという姿勢を示せる意義はあるとおもいますが、熟慮の上判断ください。消極的な意見で申し訳ございません。 建築家・田口継道

はじめまして、設置をお考えであれば固定買取単価が今の４８円の方が断然有利だと思います。
元が取れるかどうかは発電量と昼間にどのくらい自宅で電力を消費しているか（余剰電力が変化）設置費用がいくらか？のバランスです。
また、今後支払う電気料金単価は変動しますのでそこまで考慮に入れて初めて元が取れるかどうかの判断になるかと思います。震災の影響などを考慮すると原子力政策の転換なども予想され火力などが主力になってくると電気料金が上がっていくことも十分考えられます。

４８円の固定買取単価は、３月３１日までに電力申請を行い、６月末までに東電との連係が完了すれば大丈夫ですので、時期的にうまくいけば来年度の補助金（多少下がるかもしれませんが）利用することも可能性があります。

代理店さんから発電シミュレーションと経済メリットシミュレーションはもらっていませんか？将来の電気料金の上昇までは計算していないと思いますが、導入費用と照らし合わせれば何年で回収できるかはすぐにわかると思います。最近の個人的にシミュレーションでは１０年で８割くらい回収できるシミュレーションが多いですね。ただし、１１年目からの売電単価は未定ですので確実に何年と言うのは難しいですが、電力料金が上がれば上がるほど設置した場合の経済効果は大きくなります。

まずはきちんとしたシミュレーションと設置金額をみて考えてください。

ちなみに自立運転システムはありますが、夜間は使えないのとパワーコンディショナ１台につき最高1,500Wまでしか利用できません。但し、現在の計画停電など昼間で発電していれば携帯の充電やテレビなどの情報収集には十分活用されているようです。
今日も設置いただいたお客様から自立運転への切り替えの方法のお問合せをいただきました。簡単に利用できるので活用はしていただけてるようです。

回答の中で震災について引用させていただきましたが、震災に遭われた方々にお見舞いを申し上げるとともに、何もできませんがせめて節電や義援金などで皆さんで協力していければと思います。
最後は、回答とは関係ありませんでしたが、お許しいただきたくお願い申し上げます。