離婚問題

take8さま。 初めまして。

北海道旭川市で行政書士をしている小林政浩と申します。

離婚の話し合いついての一般的なアドバイスとして回答させていただきます。

ここまでは、あなたの意思に関係なく奥様が奥様なりに考えた上で事を進めてきたのだと思います。

色々気に入らないこともあるかと思いますが、奥様の親族に対してあなたの望む対応を期待してもそれは確率的に非常に少ないです。

なぜなら、相手方親族は奥様経由であなたのこと及びここまでのご夫婦・ご家族の生活状況を聞いています。
奥様は当然自分目線で説明しますから、親族も限りなくあなたに対して良く無い印象を持つことになるのが普通のことです。

ですから、よほど客観的に物を見るような思考を持っている人で無い限り奥様の親族は奥様の味方になってしまっても仕方が無いと思ったほうがいいです。

今後についてですが。

養子縁組したお子さんについては離婚が成立したら離縁も認められると思います。

離縁が認められれば、扶養義務が無くなりますので、連れ子さんについて養育費を支払う必要はありません。

実子については離婚して親権・監護権を得ることが出来ないとしても実親であることに変わりはありませんので、奥様が長女さんを育てるのであれば養育費を支払う義務があります。


奥様が希望をあなたに言ってきているように、あなたも奥様に希望を言う権利があります。

協議離婚でも離婚調停でも基本は話し合いであり、譲り合う気持ちも必要であると思います。

調停は裁判ではありません、調停委員や審判官が裁判のように判決を下すような事はありません。

養育費、親権、面会交流、財産分与など、

調停の期日までに、take8さんのお考えや思い、ここに至るまでのあなた側の言い分などを書面にまとめて、事前に担当書記官宛に送るなり、調停期日に持っていくなりして期日に備えたらよろしいと思います。

図書館の法律コーナーに行くと離婚の本があると思います。
図書館なら複数冊を無料で数日借りられると思います。
正しい基礎知識を得るには本を読むのがお勧めです。

正しい知識を得ることが出来れば、良い準備、良い心構えが出来ます。

調停外の話し合いでも調停の場でも役に立つと思います。
ぜひ、読まれることをお勧めします。

良い方向に進みますように。

恋愛セラピストのあづまと申します。

私は法律の専門家ではありませんので「感情」という観点から、補足したいと思います。

お金、家事、育児などの現実問題をどんなに頑張ってもうまく行かないとき、「二人の感情」が置き去りにされていることが本当の問題であることが、少なくありません。

既に離婚を決めていらっしゃるようですから、修復するほどの感情のケアは必要ないと思いますが、その場合であっても、調停に臨むとき、交渉するとき、相手の感情を受け止めることが大事です。
受け止めというのは、形式的には、「その点について、怒っているんだね」というように相手の感情をこちらが言葉にすることです。もっと本質的には一緒にその気持ちを感じる「共感」です。
※怒りの場合その下にある感情に共感するのがさらに効果的ですが、ちょっと上級編です。

人は、自分の感情をないがしろにされたり、傷つけられたりすると、それに対してやり返そうという気持ちになります。

高額の養育費を要求したり、法外な財産分与を要求するケースの多くは、感情を傷つけられた報復なのだと、私は理解しています。

どうか、take8さんは、感情面で大人の対応つまり奥様の感情を受け止め、決して感情を否定しないようにしながら交渉を進めていただきたいと思います。
そして、理不尽な要求を呑まされることなく、理性的で常識的な条件という果実を手にしていただきたいと心からお祈りいたします。