特に今回の郵政の民営化に関しては「かんぽの宿問題」を含め不明瞭な部分も多々ありますが、それ以前の感情論が全面に出ている様に感じます。
確かに永年、微温湯の様な環境で護られて仕事をして来た国営組織に、厳しさでは群を抜く三井住友銀行でトップに君臨していた人が来て、いきなり民間企業への転換を計った訳ですから反発を含めた内部の問題も有ったのでしょうが、そもそもの目的は新聞紙上でも書かれている様に、「財務省に吸い上げられてから特殊法人に配分される郵貯と簡保の資金の流れを絶つことと、市場の開放」であったはず。これは民主党が掲げてる「官僚組織の膨張に歯止めをかけて天下りを絶つ」という、民主党と考え方は一緒であるはずです。では、なぜ再度、民営化反対なのでしょうか?現在の民営化が成功かは別として少し理解に苦しみますね。
ここからは個人的に郵便局を利用した感想を書きますが、確かに民営化によって色々なメニューは増えたと思います。しかし、窓口が横に在って「郵便」と「銀行」が別物なのでが、混んでても無視で手伝いにも来ませんね。というより来れないんでしょうね。これでもサービス業かと思う様に質は今まで以上に低下しましたね。お客様に目を向けた展開をせず自分達の都合を優先させた結果かも知れませんね。
ただ、今のままではダメなのは分かりますが、決めてやる限りは各政治家が自分達の手柄や利益の為の変革だけにはならない事を期待したいと思います。お客様の視点に立ったお客様の利益に繋がる改革を切に願います。
このコラムの執筆専門家
- 植森 宏昌
- (大阪府 / ファイナンシャルプランナー)
- 有限会社アイスビィ 代表取締役
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