対象:年金・社会保険
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山中 伸枝
ファイナンシャルプランナー
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老後資金作りのベースは公的年金
さささささやかさん
こんにちは、ファイナンシャルプランナーの山中伸枝です。
まず国民年金は、入るべきかどうかという選択の前に「加入義務」があります。
なぜ義務かというとお互いに助け合う制度だからです。自分ひとりの老後の備えのために保険料を納めているのではなく、障害をもたれている方や家計を支える大黒柱を亡くした方への生活を支えるものでもあります。そのため、実際に支給される年金の財源は、2/3が保険料ですが、1/3は税金が当てられています。またこの税金の割合は近々1/2まで引き上げられる予定です。つまり保険料を支払わなくても間接的に「税金」という形でかかわっているということです。
老後資金を考えるときベースはやはり公的年金です。制度や運営上の問題があるとはいえ、民間の保険等で同じだけの老後保障を得ようと思うと難しいでしょう。
もしお時間があれば、年金制度について解説したコラムがありますので、ご覧下さいませ。http://profile.allabout.co.jp/pf/fpyamanaka/column/detail/1378
また今後公的年金の上乗せとして自分年金を作りたいということでしたら、「確定拠出年金」というものがあります。自分で運用し自分で作る年金なのですが、税金も優遇されメリットも大きいです。
また扶養のことですが、収入103万円が税金上の扶養の分かれ道、収入130万円が社会保険上の扶養の分かれ道です。
目先の損得勘定が長い目で見たときに損得を大きくゆがめてしまうこともあります。第一「稼げる自分」は貴重な財産です。
私がご提供しているサービスには、2時間程度色々とお話をして1万円といういわば「FPの貸切」といったサービスがあります。お話をしているうちに、いろんなことが見えてくるかもしれません。
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この回答の相談
夫34歳、妻30歳、子なしです。
夫は年収400万、私は100万くらいです。
夫は国民年金に去年加入しましたが、私はどうも社保庁が信用できず入ってません。今後も加入する気がおきません。夫は個人所得… [続きを読む]
さささささやかさん (東京都/30歳/女性)
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