同病相哀れむ!?夫の立場に立ち結婚当初の気分回想を
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仕事が忙しく毎日夜遅く帰宅するようになったご主人が、疲労のあまり無表情で冷たい態度を取る一方、妻であるあなたは家事や育児の負担が増えたこともあり、疲労とイライラ、精神的爆発の日々を送っておられ、お互いの会話も少なく家庭内別居状態に陥っている模様です。
仕事にせよ家事にせよ、意に反して過度に忙しく時間的に余裕がなくなれば、精神的に疲弊しイライラしたり会話が億劫になるのも、ある程度無理からぬことです。無理に元気を出そうとしたり明るく振舞おうとしても不自然でぎこちなく、かえって疲れてしまうのがオチです。
ご友人はご主人のことを「うつ」ではないかと指摘していますが、お話からすると、当のあなたもうつ状態に陥っている可能性があります。立場と症状に若干の違いはありますが、原因と結果はまさにお互い様です。ここはご夫婦で「同病相哀れむ」の気持ちを持ち、状態改善に一緒に取り組まれては如何でしょうか。
月並みですが、先ずは「相手の立場に立つ」ことをお勧めします。例えばあなたはご主人が深夜に帰宅した際には、自分の立場や感情は一旦傍に置いてご主人の立場に成り変わり、一日どんな体験をして今どんな気分か、ありありと想像します。そうすれば妻としてどんな対応を取ったらよいか、自ずと感じられるはずです。妻の態度が変われば次第に夫の態度も変化するものです。
次に、お二人が初めて出会った頃や結婚当時の記憶を辿り、どんな所に暮らしていて、どんな毎日を送り、どんな気分でいたかをありありと思い出します。思い出すだけでなく日記に書いたり絵に描いたりします。時々お二人で思い出話をすると最高です。
そして日常生活が極めて大切です。食生活や栄養バランスの乱れ、低体温があるとうつ状態の悪化要因となります。このQ&Aやコラムに頻繁に詳述していますので参考になさって下さい。また日曜日などにはお二人でスポーツや温泉めぐり等をするのもお勧めです。
評価・お礼
いちごシロップ さん
ありがとうございました。
参考にさせていただきます。
回答専門家
- 吉野 真人
- ( 東京都 / 医師(精神科) )
あなたの自然治癒力を引き出し心身の健康づくりをサポートします
病気を治したり予防するにあたり、いちばん大切なのは、ご本人の自然治癒力です。メンタルヘルスを軸に、食生活の改善、体温の維持・細胞活性化などのアプローチを複合的に組み合わせて自然治癒力を向上させ、心と身体の両方の健康状態を回復へと導きます。
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この回答の相談
結婚して14年になります。2年前から夫の態度が徐々に冷たくなってきました。2年前に職場内の移動から今まで帰宅時間は8時頃だったのが11時前後に、しかも土曜日も出勤となってしまい休みは日曜日だけになってし… [続きを読む]
いちごシロップさん (栃木県/37歳/女性)
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