対象:住宅設計・構造
森岡 篤
建築家
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西向きでは、ブラインドが必要
パルティータ建築工房の森岡と申します。
方位の確認ですが、LDKの巾3600の窓の方向が西向きということでよろしいでしょうか。
10階ということで、西方向に日射を遮る高層建物がないとすると、日没で太陽が完全に姿を隠すまで、水平の直射が室内奥まで入り込むことになります。
熱負荷に関しては、Low-Eガラスで解決したとしても、明る過ぎるため(眩しい)、ウィンドトリートメント(ブラインド・カーテン)が必要と思います。
熱負荷の点からは、外で遮光するのが良く、高層であることから、外付型のブラインドが適しています(耐風性能もそこそこ)。
この場合高価なLow-Eガラスの必要はありません。
難点は、高価なことで、管理組合に許可が必要かもしれません。
風センサーで巻き上げ機能のついたオーニングも考えられますが、西向きの場合水平の日射なので、下まで覆う必要があります。
内側の場合、日射のコントロール機能では、ブラインドが優れています。
横ブラインドは、日射を天井に反射できる点は良いですが、勝手口出入りするために、上まで上げる必要があります。
この点、縦型ブラインドは出入りはしやすいです。
3600巾1本のシンプルなインテリアで、スラット材料を選べば、住宅居室に合う材料もあります。
カーテンやロールブラインドでも、大きな問題はありません。
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この回答の相談
来年 新築マンションに入居予定です。住まいは関西です。マンションは15階建ての10階角部屋を購入しました。LDKは横長で窓の大きさは(4枚で3600縦1850で
キッチンの勝手口があります。ベランダ幅2m)
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すずりんさん (大阪府/30歳/女性)
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