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対象：ペットの医療・健康
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内視鏡検査について
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膵炎の疑いもありますので、特異的膵リパーゼ、CRPなどの検査をお受け下さい。その結果、膵臓疾患が否定されたなら、このケースでは、胃、十二指腸の腫瘍性疾患も視野に入れた検査をが必要になります。
クレアチニン1.7、尿素窒素7.7では、腎は充分に麻酔に耐えることが出来ますので、消化管内視鏡で胃、十二指腸の腫瘍の有無を確認することが大事になります。それは、今後の治療方針の基礎となるからです。
胃癌、十二指腸癌の場合は流動食を入れてあげても、殆んど戻してしまいますので、ケアはとても困難になります。
人では胃がんの場合、胃切除と腸の吻合術をしますが、獣医臨床で、これを実施している病院は数少ないのが現状です。 それは人と違って、症状が出て来たときには、既に近隣のリンパ節に転移している場合が多く、胃腸の吻合術が成功しても1ヵ月後くらいにまた、違った症状が出てきてしまうことになるからです。ですから、最後まで看取りたい場合にのみ、当院でもこの手術を受け入れています。最近は人用の消化管自動吻合器と言うのがあって、あっという間に、胃切除、腸吻合が終わってしまいますが、価格は高くなります。
評価・お礼
tagamomo さん
丁寧な回答ありがとうございます。内視鏡がやっぱり
大事ということなので、決心がつきました。
体重も減ってきているので、麻酔が耐えれるうちに
したいと思います。
早く原因を見つけて、治療に専念したいと思います。
ありがとうございました。
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