対象:住宅設計・構造
佐藤 靖生
建築家
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依頼事項はメモで残してください
outihosiiさん、初めまして。佐藤靖生と申します
契約後に約束が守られない事は困りますね、、
本題の前に建売住宅は新築注文受託に比べて制約が多いのが現実です。
制約は販売単価を下げるために「作り手側の都合」も多くあるのです。
〇経費の節約 近くの敷地内に同時に工事をすることで経費削減になりますし
その他、色々な工夫で出費を抑えます。
〇材料の発注 その時々で安く手に入る商品を使うことが多いので
初めの予定よりも安く手に入る商品(今回のユニットバスや設備機器など)
が有ればそちらを選択するでしょう。その為に建売では具体的な製品名などは
設計図書やそれに当たるものには書かれていないことが多いでしょう。
他にも有りますが、残念ながら作り手(販売する側)の都合が多いのです。
そこで約束を守ってもらうにはやはり「書類」で示して依頼することです。
日付、誰が誰に、何の工事か、依頼事項
等はメモ程度で良いので書き記すべきです、あまり堅苦しい書式よりも
上記のことが書かれているメモ程度でも良いのです。
また電話で伝えた場合は併せて伝言内容をファクスした方が良いでしょう。
大切なのは「実行できるか否か」で出来ない場合はどうするかも、決めて
おきましょう。
また、担当者が代わることも「多い」のでその場合は誰が実行をしてくれるかを
決めることが良いです。
しかし、実際はお客様としては販売者を相手にしてなかなか上手に交渉でき
ない事も事実です。中間の立場の人間に依頼する方法もありますが、販売
側が嫌がるでしょうし、購入契約後の場合は難しいでしょう。
雑ぱくで、きつい表現で誠に申し訳ありませんがご参考になれば幸いです。
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outihosiiさん (東京都/32歳/女性)
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