対象:遺産相続
薬袋 正司
税理士
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死後に相続でもめたくないので
ski925さん、こんにちは。まず始めに相続人ですが、父の相続人は後妻さん、子3人(権利は平等です)後妻さんの相続人は父と次女です。遺言書作成には下記のことを参考にしてください。
まず生前の対策です。マンションは、父と後妻さんの婚姻関係が20年以上であるならば、2100万円まで非課税で贈与することができます。一度試算してみるといいと思います。2100万円を越える部分は次女が贈与でもらい、相続時精算課税制度などを活用するといいでしょう。
次に長男は、遺言書で財産が過小な場合遺留分の減殺請求権が生じます。法定相続分の1/2ですので、後妻がいる場合には12分の1の権利があります。これを侵さないように遺言書を作成することがポイントです。下記パンフレットの遺留分のところを参照ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/2008/080917pdf_index.htm
次に土地ですが、土地の測量や筆界の確定は生前にやっておいていつでも処分できる状態にした方がいいです。費用も時間もかかりますので。
次に意外と厄介なのが同族株式です。あなた方が会社経営を承継しないのであれば株式を父の兄弟や会社の買ってもらうための準備をした方がいいでしょう。生前に会社に買ってもらうと、税額が高くなる可能性があり、注意が必要です。
遺言書ですが、公正証書遺言で作成されることをお勧めします。また長男への財産分けは、代償分割等の方法もあります。これらを整理して遺言書を作成します。お元気な内です。私も過去にお客様がまだらボケが入ってしまい折角作成したのに遺言書の無効を主張され、大変な想いをした事があります。これは避けたいですね。
また税金面の問題が多々あるので、税理士さんに相談しながら進めることをお勧めします。
いろいろやることがあり大変でしょう。いい方向に向かうことをお祈りしています。
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この回答の相談
相続について全くの素人ですいません。
私の 実父は、
?同族会社を経営(取締役 叔父・叔母 3人で株所有)
?3000万円相当のマンション
?市内に何箇所か 土地
?保険や・現金合わせて8… [続きを読む]
aki925さん (東京都/36歳/女性)
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