対象:借金・債務整理
自己破産の回避は難しいように思います
加賀太鼓さん、こんにちは。
弁護士の水嶋一途です。
経営されている会社が倒産した場合、保証人となっている加賀太鼓さんに返済義務が生じます。
この場合、自己破産を回避するためには、再生手続を利用するほかないと思いますが、
あくまである程度の返済能力があることが前提ですので、加賀太鼓さんの状況だと自己破産の回避は難しいかもしれません。
また、自己破産した場合にはご家族に返済義務が生じることはありませんが、6ヶ月前にご家族への不動産の譲渡が場合によっては破産手続きの中で否認(妻への譲渡が否定されること)されることも考えられます。
このあたりは具体的な事情をお伺いしないと何ともいえません。
一番大切なのは、経営されている会社について倒産を回避することができないかということです。
主要な債権者は取引銀行1行のみということですので、会社の事情によっては倒産を回避し、事業再生する方策があるように思います。
会社の倒産を回避し、事業再生の道を歩むことができれば、加賀太鼓さんの保証債務の問題も、別の解決の糸口が見えると思います。
会社の倒産は最後の手段ですので、まずは会社の建て直しが本当にできないのか検討してみましょう。
倒産・事業再生については様々な方策がありますので、専門の弁護士にご相談してみるといいでしょう。
もちろん当事務所でも専門的にご相談を承っていますのでご検討下さい。
少しでも加賀太鼓さんのご参考になれば幸いです。
◆◆・・・・・・ ・・・・・・◆◆
弁護士相談なら一途総合法律事務所(東京都港区南青山)
〒107-0062 東京都港区南青山1-3-1
パークアクシス青山一丁目タワー1009
TEL:03-3470-3311 FAX:03-3470-3377
HP:http://www.ichizulaw.com/
◆◆・・・・・・ ・・・・・・◆◆
回答専門家
- 水嶋 一途
- ( 東京都 / 弁護士 )
- 一途総合法律事務所 弁護士
高品質のリーガルサービスで依頼者の利益を護り抜きます
依頼者のお話をじっくり伺い、問題点、解決方法、費用などを、わかりやすく丁寧に親身になって説明いたします。そして、高品質のリーガルサービスで最善の結果が得られるように、常に依頼者の立場に立って問題解決にあたります。ぜひお気軽にご相談下さい。
(現在のポイント:1pt)
この回答の相談
私は小さな株式会社に勤めており、役員の一人です。会社の経営が不況のあおりを受けて、倒産となりそうです。会社の債務は取引銀行(1行のみ)に多額にあり、倒産した場合保証人となっている自分に、… [続きを読む]
加賀太鼓さん (石川県/58歳/男性)
このQ&Aに類似したQ&A