長江 信和
心理カウンセラー
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【焦らずに見守ること】
「私自身、彼と生きていこうと決心をして付き合って来ました。
辛い時は支えられるものなら支えてあげたいのです。」
大変すばらしい心がけです。パートナーの心の支えになりたい、とお考えなのですね。
うつ病の際には、重大な決断は避けることが望ましいといわれます。パートナーは、不安定なお仕事で重圧を感じられ、ご家族のサポートも受けにくい状況なのでしょう。その上、結婚を意識せざるを得ないとなると、ご本人にとっては大変なストレスになるかもしれませんね。計画通りにいかないところもあるかと思いますが、この数年は、何よりも、パートナーの回復を最優先に考えていただくことが重要になるかもしれません。
今後、どのようにつきあえば、パートナーの支えになれるでしょうか?パートナーは、CAROLさんのどのような態度が「怖い」と感じていたのでしょうか?プレッシャーにつながる態度は一変させる必要があるかもしれませんね。その一方で、パートナーは、CAROLさんに何を求めているのでしょうか?どのようなやりとりをすれば安心してもらえるのか、直接尋ねたり、観察したりして、うまいやりかたを見つける必要があるのかもしれません。
パートナーの回復を促すためには、パートナーの焦りに振り回されず、気長に見守ることが大切です。具体的な問題については、パートナーを介して、主治医にお尋ねいただくのがよろしいでしょう。また、私たちにご相談いただいても結構です。匿名の電話相談をご利用いただければ、プライバシーに関わる問題でも、一緒に検討することができるでしょう。今回の出来事は、大変意味のあるご経験のように思われます。お二人の絆が深まりますように、祈っております。
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この回答の相談
お互い結婚を意識してお付き合いをはじめたのに、仕事が安定しなかったため、話が進まないまま10年付き合ってきた彼がいます。
今年から各地へ出張する仕事を命じられてしまい、
「いつまで待たせてしま… [続きを読む]
CAROLさん (栃木県/36歳/女性)
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