対象:借金・債務整理
金利のメリットより資金繰りを優先する。
ななじろうさんへ
こんばんは。ファイナンシャルプランナーの上津原です。
他の専門家の方との問答を拝見していますと、金利の条件はかなりよいようですね。とはいえ、金利を支払っているのは事実ですので、少しでも減らしたい気持ちも分かります。
期間短縮型の繰り上げ返済は、金利を支払わなくてよいメリットは大きくなりますが、当面の資金繰りが変わりません。ただ、貯蓄が出来るようになって、今後も安定した収入が見込めるのであれば上手に活用したい所です。
車のローンは習慣化しやすいので、「次は車を現金で買う」という強い意志をもって車のローンを一括返済すると、貯蓄の癖がつきやすくなります。
住宅ローンについては、当面は上の子どもさんが大学進学するまでにボーナス分の返済がなくなることを目標にしてみます。(ボーナス払い分のみの繰り上げ返済が可能な場合)
住宅ローン減税のメリットは薄れてしまいますが、変動金利になったときの不安を少なくすることが出来ます。
貯蓄性のある保険を解約して繰り上げ返済をする方法もありますが、解約控除などで戻ってくるお金が少なくなることもあります。実行される際は、金利が少なくなるメリットと保険解約によるデメリットを比較した上でご決断ください。
どこから着手するかには決まりはありません。問題意識の高い箇所から片付けてみてはいかがでしょうか。
回答専門家
- 上津原 章
- ( 山口県 / ファイナンシャルプランナー )
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
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「上津原マネークリニック」という名前には、お金の無理やストレスのない「健やかな」暮らしを応援したい、という思いがこもっています。お客様の「ライフプラン設計」を第一に、また「長いお付き合いを」と考え顧問スタイルでライフプランを提案します。
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この回答の相談
ローン返済の事で悩んでいます。
家族構成は義父75歳、義母67歳、夫43歳、長女9歳、長男3歳、私40歳の6人家族です。
今現在の貯蓄は少ないのですが、普通預金に100万円、夫の財形が50… [続きを読む]
ななじろうさん (静岡県/38歳/女性)
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