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対象：保険設計・保険見直し
回答数： 3件
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専門家
保険について
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こんにちは。
株式会社ＦＰソリューションの辻畑と申します。
まず死亡保険金額が適切かどうかについては万が一のときの家計の収支を計算しなくてはなりません。
まずはご主人様が今亡くなった場合の収支の計算です。
支出には、生活費（衣・食・光熱費・雑貨類）、住居費、娯楽費、教育費、葬儀費用、その他
収入には、奥様の国民年金、ご主人様の遺族年金、ご主人様の会社の死亡退職金、預貯金、その他になります。これを計算しましょう。
教育費、遺族年金については、下記のホームページをご参照ください。
教育費
http://www.jili.or.jp/lifeplan/lifeevent/index.html
遺族年金
http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=5172#izoku
例）
（支出）
生活費月10万円×12ヶ月×Ａ（奥様が生きたい年齢－現在の年齢）＝
住居費 月10万円×12ヶ月×Ａ
娯楽費 月3万円×12ヶ月×Ａ
教育費 1500万円
葬儀費用 300万円
その他 結婚の援助資金
車購入
（収入）
奥様の国民年金
ご主人様の遺族基礎年金
遺族厚生年金
ご主人の会社の死亡退職金
預貯金
その他
（支出）－（収入）＝Ｂ（今必要な死亡保険金額）
次に奥様が亡くなった場合を同じように検討します。
葬儀費用の準備としては、ソニー生命の変額保険（終身型）は適しています。葬儀費用をどのくらいかけたいかについては検討ください。
医療保険についてですが、保険は万が一のときにお金で困るから加入するのです。困らなければ加入する必要はありません。よって、預貯金などでカバーできるのであれば加入する必要はありません。ただし、高額医療費制度については、健康保険の3割部分のみが適用なので、差額ベット代や雑費、家族の看病するための交通費、先進医療などの健康保険の適用でないものは関係がありませんので注意しましょう。
がんが心配なのであればがん保険などがいいかと思いますが、医療保険をやめてがん保険にすることが合理的かどうかについては、今後どんな病気になるかによります。
脳梗塞などがん以外にも費用がかかるものがありますのでよく検討してください。
評価・お礼
リコピン さん
2013/05/27 07:56
分かりやすいご説明ありがとうございました。医療保険についても確かにおっしゃる通りですね。
ところで、オリックス生命のキュアSというのがキュアと同じ内容で死亡保険がついており、キュア＋変額終身よりもトータル保険料が少なくなるのですが、どうなのでしょうか？
これからもっといい医療保険が出るかもしれませんが、この先そんなに保険を変更しない気もします（いつ入り直せない状況になるかもしれませんし）。正直、同じ内容で保険料が安いならキュアSの方が良い気がします。
こちらでさらに質問してはいけないとは思いますが、気になってしまって。申し訳ありません。もしご回答いただけましたら幸いです。よろしくお願いいたします。
辻畑 憲男
2013/05/27 10:34
評価ありごうございます。
変額保険（終身型）はインフレリスクに対応するために開発された保険です。保険は長期です。よって、常にインフレリスクがあります。インフレリスクとは物価上昇による貨幣価値の下落リスクです。それをヘッジするために株式などで運用できるようになっています。
それに対して、キュアSは掛け捨ての保険ですので安いのですが、入院日額の500倍しかできないのとインフレリスクには対応していません。
そのインフレリスクをどのように考えるかになってきます。
回答専門家
- 辻畑 憲男
- （ 東京都 / ファイナンシャルプランナー ）
- 株式会社FPソリューション
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この回答の相談
こんにちは。
以前こちらで質問させていただいたものです。
その節はありがとうございました。
その後、夫婦で話し合い、保険を契約しました。
しかし今の保障内容で足りてるのか、それと… [続きを読む]
リコピンさん （東京都/32歳/女性）
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