対象:仕事・職場
凰美ニルヴァーナ洋子
パーソナルコーチ
-
先輩をよく観察して、ビジュアリゼーションのエクササイズを行う
- (
- 5.0
- )
パーソナルコーチの凰美(おうみ)ニルヴァーナ洋子と申します。
職人系のお仕事ということなので、手を使って何かを作るお仕事をされているということでしょうか?作業のプロセスの説明と実地訓練を受けて、実務に就かれているものと解釈します。一応、そのような前提で、お答えしたいと思います。
職人さんのお仕事というのは、一般的に、「体で覚える」ことが大切になってきます。メモを取って復習しても、同じミスを繰り返すということですので、おそらく、頭では理解しているつもりでも、理解したとおりに、体または手が動いていない状態だと思います。その場合、次のようなことをお勧めします。
1. どのような最終製品が求められているのかを理解する。
最終目標が分からないことには、そこに到達することができません。あなたが作成したものと、先輩または会社で一番できる人が作成したものを比べてみて、どこが違うかを観察しましょう。そして、先輩の仕上がり状態をしっかり記憶しておきましょう。
2. 先輩の作業を詳細に観察します。
おそらく、この観察がちゃんとできていない可能性があります。職人さんは、一般的に、「先輩の技を観察しながらそのやり方を盗むものだ」、といわれています。「盗む」というと、聞こえが良くないですが、上達の秘訣は、上手な人の作業をよく観察して、道具の使い方とか手や指の動かし方などを真似てみることです。何度も繰り返し、観察しましょう。
3. 毎日、寝る前に、作業全体を心に思い浮かべて、思いどおりに仕上がったところを思い描きます。
これは、ビジュアリゼーションと呼ばれるテクニックで、運動選手とか人前でスピーチをする場合などに、よく使われるエクササイズてす。目を閉じて体がリラックスした状態で、作業の開始から仕上げまでを順番に思い浮かべて、すべてが思いどおりに行き、上司にも褒められ、自分自身もとてもうれしく思う気持ちを実際に感じることが大切です。ちゃんと思い浮かべることができるようになるまで繰り返します。
自分の好きなイラストの入ったノートなど、できるだけ楽しいノートを一冊用意して、観察したこと、気が付いたこと、感想など、何でも書いてみるといいですね。若いときにはたくさん失敗しても大丈夫。与えられた仕事を一生懸命こなしていれば、必ず、扉が開いてより大きな機会が巡ってきますから、甘え心は卒業しましょう。
補足
ビジュアリゼーションの本でお勧めは、シャクティ・ガーウェインの「クリエイティブ・ビジュアリゼーション」という本があったのですが、古い本なので、古本屋さんだと見つかるかもしれません。
評価・お礼
磨き中 さん
2013/04/16 08:04
遅くなり申し訳ありません
回答ありがとうございました。
やはり先輩の観察が一番大事なのですね
仕事を盗む、見なくてはいけないところがまだいまいち分からないので もう少し勉強するところからはじめたいと思います。
ありがとうございました(^ ^)
凰美ニルヴァーナ洋子
2013/04/17 02:39
磨き中さま
回答へのご返信をありがとうございます。
いただいた評価につきましてもお礼申し上げます。大変恐縮しております
最初は、どこを観察したらいいのかも分からないと思いますが、じっくりと観察しているうちに、ある日、突然ひらめくことがあります。
質問できる環境だったら、分からないところは質問しましょう。先輩の答えと観察した結果を考え合わせると、あいまいだったところが明らかになってくるでしょう。
それと、ご紹介したビジュアリゼーションは、スポーツやビジネスなどでも活用されているくらいですから、目標達成には、とても効果的です。今すぐ実践できなくても、こういう手法があることだけでも、頭の片隅にでも置いておいてくださいね。いつか役立つときがあるでしょう。
「失敗は成功のもと」とはよく言ったもので、失敗がなければ、学びはありません。何度失敗しても成功するまで頑張れば、最後に残るのは成功だけです。ですから、失敗を恐れず、前進してください。分からないところがあったら、いつでもご連絡くださいね。
磨き中さん、グッドラック!
凰美(おうみ)ニルヴァーナ洋子
パーソナルコーチ
(現在のポイント:2pt)
この回答の相談
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A