榎並 慶浩
税理士
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今からでも間に合います
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ゆりんごさん、初めまして。
税理士の榎並と申します。
本業が派遣社員で副業として舞台製作のお仕事をされているということで、
いわゆる副業をした場合の申告についてのお問合せという前提で回答致します。
まず、前提として、副業からの所得が20万円以下であれば、申告の必要は
ありません。
所得とは、副業の収入から副業にかかった経費を引いて出た利益のことです。
申告が不要というだけで、源泉徴収をされている場合は還付されたり
することもあるので、申告してはいけないというものではありません。
この源泉徴収ですが、相手が個人の場合、相手に源泉徴収義務が存在しない
ため、源泉徴収票をもらえなくても仕方ありません。
したがって、1の回答になりますが、源泉徴収票がなかったとしても、
確定申告をすることはできます。
2の回答も、以上から個人に源泉徴収票を切ってもらう必要はありません。
では、どうやって申告するのかというところですが、まず、税務署が言う
収支内訳書は作成する必要はありません。
あくまで派遣が本業で、舞台製作が副業という前提ですが。
本業・副業は明確な基準がないので、労働時間等で判断するしかありません。
副業の収入は「雑所得」に該当するので、確定申告書Aという用紙をもらって、
手引きを見ながら申告してください。
給与収入も記載するところがありますが、そちらは源泉徴収票があると思います。
手引きには、源泉徴収票のどの金額を申告書のどこに記載すべきか書いてある
ので、一度見てみてください。
経費は領収書がない場合、金額が分かるものがないと経費に入れられません。
電車代は領収書不要です。
カードなどで支払った場合は、カード明細でも対応可能です。
通信費なども月額のうちどれくらいを使用したかを合理的に按分できるので
あれば入れられます。
スペースの都合上、申告の詳細は説明できませんが、税務署の無料相談窓口の
電子申告を利用すればそれほど難しくありませんし、確定申告の書籍には
分かりやすいものも多いです。
そういったものを活用すれば、申告期限までに間に合うと思いますので、頑張って
みてください。
ご不明点等あればご連絡ください。
長くなりましたが、以上、宜しくお願い致します。
評価・お礼
くゆりんご さん
2013/03/02 19:22
こんにちは
早速のご回答、どうもありがとうございます。
自分でも調べてはみるのですが、
伺ったないように即しての返答内容でしたので、理解が早くできました。
所得と経費の関係や、申告の必要があるかないかは今後も活用させていただきます。
個人での源泉徴収の義務がないというのもはじめて知りました。
では、C現場の支払い者は白色申告をすると思うので、手伝ってなんとか提出に間に合わせようと思います。
同じように、私の今後は本業と副業をひっくり返したい方向なので、もしそうなった場合は、収支内訳も記入しないといけないという理解です。
今回、細かいことを伺っても助けていただけることを知ったので、今後も税金の勉強をしながら、ご相談させていただこうと思います。
どうもありがとうございました。
榎並 慶浩
2013/03/04 11:36
くゆりんごさん、ご評価ありがとうございます。
お名前を間違えてしまい、大変失礼いたしました。
副業を発展されるお考えなのですね。
それは素晴らしいことです。
今の副業を本業としてやられていく際には、税務署に
「開業届」を出すことと、「青色申告承認申請」をすることを
お忘れなきよう、お気をつけください。
青色申告にすると、帳簿をしっかりつける必要が出てきますが、
得られるメリットも大きいので、開業の際にはご検討いただければと
思います。
宜しくお願い致します。
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この回答の相談
初めまして、こんばんは。
私は通常、派遣社員をしており、派遣会社から源泉徴収票をもらっています。
ここ2,3年、舞台の現場仕事を手伝うようになり、2011年と2012年に… [続きを読む]
くゆりんごさん (東京都/33歳/女性)
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