対象:ペットの医療・健康
Re:ミニチュアダックスの鼻のリンパ腫
犬の鼻の腫瘍は全腫瘍の1-2%と少なく、その中でもリンパ腫は少ないので、とてもめずらしく報告の少ない病気です。
一般的に鼻腔腫瘍は高齢に多く、外科手術のみでの平均生存期間は4ヶ月と言われています。
治療としての外科手術単独は治療効果はほぼなく、放射線治療や化学療法を組み合わせて治療することが生存期間を延ばすと考えられます。
しかし再発率も高く、長いものでも生存期間は20ヶ月程度の報告があるぐらいです。
大学病院で検査を受けたのであれば腫瘤および異常は鼻腔だけとのことですが、リンパ節や肺、脳などへと遠隔転移も起こる病気です。
今後は転移などのチェックを受けながら、化学療法などの全身治療を行いつつ、腫瘤への放射線療法が最も効果の高い治療法だと思われます。
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現在、15歳と半年のミニチュアダックスの鼻に癌が見つかり、大学病院で検査したところ、高グレードのリンパ腫の癌でして、大変ショックを受けています。内臓は、歳のわりには数値がよく、まさか鼻… [続きを読む]
ドイツさん (東京都/37歳/女性)
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