対象:海外留学・外国文化
橘 凛保
マナー講師
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「志」
まず、始めに言える事は、「何をしてもすべてが次にする事の何かの役に立ちます」
また、それは、「遠周りの末にようやく役立つ」場合「手っ取り早く役立つ」場合とあります。
役者になるための専門学校で学ぶ事は、特にガイドの仕事には、どちらかと言えば、「手っ取り早く役立つ」方です。
しかし、英語の力に関しては必ずしもそうとは言えません。専門学校のカリキュラムにもよります(英語教育のレベルや取り組み方)。
・役者になりたいのはなぜか、どんな役者になりたいか
・英語を使ったガイドになりたいのはなぜか どんな特徴を持ったガイドになりたいのか
その「志」を考える事が大切です。
小学校6年生でも「志」を考えると 答えが変化します。
私が経験した ある学校の6年生の例をあげましょう。
「志」について話した後、「それぞれの志をふまえて再度、何になりたいか?」を聞いたところ。
「お父さんが医者だから僕も医者になる」→志→「離島で困っている人を助ける医者になりたい」
「お父さんが弁護士だから私も弁護士になります」→志→「無実の罪の人を助ける弁護士になりたい」
漠然とした医者、弁護士から、より具体的なめざすところ「志」を持つと行動に諦めや迷いや愚痴がなくなります。努力も苦痛でなくなります 「本気」という事です
「なぜ役者になりたいか どんな役者を目指すのか」
「なぜ英語を活かしたガイドをしたいか どんなガイドになりたいのか」
「本気」「志」があれば 売れない役者でもガイドでも「いい人生」となる
逆に、損か得か プラスかマイナスかばかりを考えているうちは 「迷いの人生」になってしまいます
rokomokosupanuさんの「志」はなんですか?
補足
私は「カンナ・プロジェクト」を7年。子どもたちに無償で茶道を教えて13年です。仕事で得た収入の大部分を投入して続けてきました。
「お金」と言う観点からみたら成功者ではありません。しかし、お金では得られない「幸せ」を感じながら人生を送っています。私のアドバイスは「お金儲け」を人生の目的にする人には伝わらないと思います。
「なんでそんなにまでボランティアするの?」と聞かれます。
「それが世の中のために必要だ」「必要なのにやる人がいない」だから私がやっているまでです。
これをある坊様が「無我」と教えて下さいました。「仏は慈悲、人間は欲、その中間が無我」だそうです。
「茶道」の精神はは子どもたちこそ必要です。しかし、親たちは「必要と感じない」だから高い月謝をかけて習う人は少ないです。私は「必要」だから子どもたちに教えます。いつか「必要」を感じればお金を出しても習ってくれるでしょう。残念ながら今はまだです。
原爆投下からわずか1ヶ月で真っ赤なカンナが咲いたら、どんなに人々は勇気をもらったか・・・。始めは感動を歌にして演じただけです。皆に感動を与えました。不思議な事に誰もその話を知らなかったのです。忘れ去られていたのです。ただその事を伝える事が「カンナ・P」になりました。
子どもたちに知ってもらいたかった。「どんな目にあってもカンナのように力強く美しく咲く事は周りの人たちを勇気づける」という事を。
子どもたちがカンナの花を見た事がないというので植栽してリレーしてこの話を伝えています。現在21都道府県121校にリレーしました。それでもまだ周知されてはいないのが現状です。諦めず、迷わず続けています。
海外での植栽の話を頂くようになりましたが自費です。限界を感じて社団にして寄付を得る仕組みを作りました。「必要」を感じない事には寄付も出さないのが世の常でしょう。気長にやるしかないのです。
いつかは「子どもに茶道」「カンナ植栽リレー」を世の中の必要と感じて下さるまで・・・。
ここには「本気」と「志」これしかないのです。マナーをお伝えする事も同じです。
なぜ役者をしていたかは紙面に限りがありますのでブログに書きます、参考にして下さい。
回答補足の欄が「問い合わせ」の欄にはないのでこちらに書きました。
21歳の迷いよ〜くわかります。
(現在のポイント:-pt)
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