家計管理について

ｐｅｒｉｄｏｔｓｈｉｎｙさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺と申します。

『家計簿を見せてはいますが目を通すだけの夫に何とか現状を分かってもらいたいのですが、
どうしたらよろしいでしょうか。』
につきまして、

ご主人様の手取り月収金額に占める住宅ローンの負担割合は、
２８．３％ほどとなりますので、
住宅ローンの負担で、家計を圧迫するということはありません。

ただし、クレジット返済を含めた場合の手取り月収金額に占めるローン全体の負担割合は、
４６．９％にもなってしまっていますので、
毎月収入の半分近い金額が、
いろいろなローンの返済に充てられていることになります。

この水準にまでなってしまうと、
ｐｅｒｉｄｏｔｓｈｉｎｙさんも書いているとおり、
オーバーローンの状態になってしまっていますので、
至急、家計を見直していく必要があります。

ｐｅｒｉｄｏｔｓｈｉｎｙさんの場合、
住宅ローンの返済額につきましては、
特に問題はありませんが、
他の多くの家計支出につきましては、
残念ながら、相当に寛大な状態といえます。

特に気になる支出項目として、
・クレジット返済
・固定電話・携帯電話
・インターネット＋ケーブルテレビ
・電気・ガス・水道代
・食費
さらにご主人様のお小遣いはが把握できていないという点は、
家計を管理していくうえで、
大きな障害となります。

まず、クレジット返済分につきまして、
少しでも早く解消することができるようにしていただくためにも、
固定電話・携帯電話、インターネット＋ケーブルテレビ、
電気・ガス・水道代、食費などの家計支出につきましては、
ある程度の削減は必要となります。

家計支出を削減していくうえで、
１つの目安として、
クレジット返済相当額につきまして、
他の家計支出全体で削減するようにしていってはいかがでしょうか？

一日も早く、ご主人様のご理解を得ながら、
家計が改善できるようにしていってください。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン　渡辺行雄
http://www.fpreal.jp/