対象:体の不調・各部の痛み
成瀬 豪
柔道整復師
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この情報から答えられる範囲で述べます
こんにちは、成瀬整骨院の成瀬豪です。
「臼蓋形成不全」で手術を先か、出産を先かお迷いなのですね。
現在の医療は「訴訟」のリスクを考えますので、おきるべき事態は最初に全て話すようになっています。
要するに「万が一」でもおこることは事前に医療者側から話します。
そして手術前には、「同意書(手術後おきる可能性があるリスクなどを書いています)」にサインしていただきます。でないと後から訴えられることがあるからです。
ただ医療者のコミュニュケーション能力により、はるとっちさんが、不安になってしまうのは良くないですね。
>手術にしても大きな手術で1年は松葉杖なので大変ですが、
これは病院の先生が言ったことですか?
>妊娠、出産も抱っこや重さで足に負担がかかります。
これはその通りですが、あとで対策を述べます。
>手術を先にしても、妊娠を先にしてもリスクは伴います。
これもその通りです。
>この手術の成績がどうなのかもネットで調べてもわかりません。
これは手術数が少ないということであり、裏を返すと、「完治できない」ので手術を行わないということも言えます。絶対治るのならどんどん手術をしますからね。
>先生は最悪のケースを話すので実際の所がわかりません。
実は「最悪のケース」を話したほうが、命は助かる可能性が高いのです。特に大きな手術の場合は。これは例えれば現在の地震後の「福島第一原発」の処理でもそうです。
補足
そこで対策を述べます。
①手術を行わないで、妊娠する。
→「臼蓋形成不全」とのことですが、できれば、その足(痛みがあるのですか?)も荷重をかけて歩いてください。痛ければ、軽くでもいいですから普通に歩いていいです。
実は普通に荷重をかけて歩ければ歩いたほうが悪化しません。これは根拠はあるのですが、関節というのは荷重をかけないと、どんどん悪化するのです。骨は「重力がかかる」ことにより強くなります。
妊娠してから、「臼蓋形成不全」により歩けなくなった人は私の臨床上はみたことがありません。しかし、手術後歩けなくなった人はいます。
②これは、リハビリ上の盲点ともいえることですが
「痛くなければ何をしてもいい」ということです。(痛みどめの薬を飲んで動く場合は除外します)
痛みのないことは安心してなんでも行ってください。
③これは根拠がないのですが、大切なことです。
それは
「自分の身体を信じる」ということです。
女性の身体は強くできています。何しろ出産があるのですから。
「自分に自信」を持ってください。
はるとっちさんの文章上からもわかるのですが、ストレス解消もしましょうね。
詳しくは成瀬整骨院のホームページをみてください。
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この回答の相談
臼蓋形成不全と診断されて7ヶ月が経ちます。現在28歳です。
1人目の子供は来月2歳、2人目も欲しいです。
手術を先か、出産を先か迷っています
病院の先生の1人は先に、もう1人は手術… [続きを読む]
はるとっちさん (広島県/28歳/女性)
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