
- 日色 雄一
- 傳統醫學硏究所 日色鍼灸院 院長 医学博士 世界医学気功学会理事
- 神奈川県
- 鍼灸師
対象:心と体の不調
気功と赤ちゃんの呼吸について
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古代中国では気功を「導引」、「吐納」、「胎息」などと称しました。
人は生まれてへその緒が切れた瞬間から「督脈」と「任脈」の流れが、お腹の中にいた時ほど順調にはいかなくなります。
気功の練習の際、舌の先を上顎と前歯の間の歯茎のところを軽く舐めるようにします。大人は意識しなければなりませんが、生まれたての赤ちゃんは本能でそれを行います。そうすることで、「任督脈」の気が流れやすくなるのです。仕事中や歩いている時も心掛けます。そうすることで唾液が出やすくなります。「唾」は「五液」で「腎」に属します。また、「汗」、「涙」、「鼻水」と異なり唯一再利用がききます。口の中に唾液を貯めて一気に飲み込む養生法もあります。唾液の中には白血球などの免疫細胞や消化酵素が含まれています。
口呼吸をすると交感神経が興奮しやすく、口の中が乾燥しやすくなるため、ウイルス・雑菌が繁殖しやすくなります。また、虫歯や口臭にも影響するといわれています。
ぜひ、簡単にできる気功を試してみてください。
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