- 岡本 興一
- ウィジット株式会社 代表取締役
- ITコンサルタント
対象:ITコンサルティング
PCはサーバ以上に安価な部品で構成されていることが多く壊れ易いのです。
サーバにデータを集約しておけば、複数名で共有できる上、クライアントPCの破損があっても、他のPCを使って業務を継続できます。
※ サーバにトラブルがあると、複数名の業務に支障が出るといという側面もありますが、ここでは、サーバは十分に対策がとられている物として話を進めます
では、クライアントPCのバックアップは不要でしょうか?
これは考え方次第ですが、個人のPCの設定を、様々にカスタマイズしているのであれば、設定データのバックアップの有無で、復旧時の作業効率が大きく異なります。
単純なことですが、PCで行う仕事は、こうした設定によって大きく生産性が変わります。
特に、使いこなしている人であればあるほど、その傾向が強いと言えます。
そこで、各クライアントの設定データもバックアップしておくことは、非常に有用なことです。
ただ、クライアントPCのバックアップについては、windows バックアップ等の、windows 標準のツールを用いて行うことは、少々手間がかかりますし、設定そのものに知識が必要です。
そこで、クライアントPC専用のバックアップソフトウェアを利用することをお薦めします。
バックアップ先ですが、最近はハードディスクを使う事例が増えています。
サーバにクライアントPCの設定データバックアップ領域を作ると、セキュリティの観点からも、運用が楽であるという点からもよいと思います。
外部への持ち出しや盗難等を防ぐための管理を行うならば(面倒ですが・・)、USB HDD を使うことも一考の価値はあります。
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岡本興一