- 小口美徳
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こんにちは、設計担当の細川です。
今年の初めごろに引越しをしたことはブログにも書いていましたが実はまだ引越し荷物がかなりの数ダンボールのままです…
収納家具屋さんなのに何やってるの!とお叱りを受けそうですが、違うんです!別にただめんどくさくて箱のままなわけではないんです。
開けていないダンボールの大半が本です。引越しの際に書棚も持って来ましたが、昨年の震災で壊れた書棚は置いてきたので数が足りません。
足りない分は買い足さなきゃいけないんですが、書棚ってこだわりだすとキリがないんですよね…
震災のときにツイッターにあがっていた書棚写真をまとめたのを見付けました。
>>地震発生時の本棚の様子(togetter)
当時、私の部屋も書棚こそ倒れませんでしたが本が飛び出して写真と似たような状況になっていました。きっと寝ている時だったら本に全身埋まってただろうな、というような。
食器棚の陶器は重いし飛び出したら割れて危ないけれど普通寝室とかには置きませんよね。でも書棚は寝室など、無防備になっているときにすぐそばにある確率が高いと思います。本好きで本の数が多い人ほど。
そして本好きさんはみっしり本を収納したがります。出版社別、作者別、個々人それぞれの分類の仕方をして好みの並び順で綺麗にみっしり詰まった本棚を眺めるのも本好きの楽しみといえると思います。
しかしそれだけに、その本が全部飛び出してきたら?飛び出してきたうえに本棚まで倒れてきたら?
本は重いです。本棚も重いです。みっしりつまった幅90cm×高さ180cmの本棚とかトータルで何キロになるのかあまり考えたくありません。
それが全部のしかかってきたら。それに大事な本が飛び出たり倒れたりして傷つくのが嫌だからと寝ていなくてもそこから逃げ出さずに押さえようとする人もいると思います。(私もそのタイプです)けれど揺れがすごすぎてにっちもさっちもいかなくなったら。
考えただけでも恐ろしいです。
でも本好きは本を捨てることが出来ません。だって手放してまた欲しくなったときに同じものが手に入る保障なんてないし!
大事な本、大好きな本を安全に収納すること
皆様はどのように対策されてますか?
次回のエントリで、もう少し具体的に安全な本の収納について考えてみたいと思います。
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