企業経営に直結するWebマーケティング

これはとある新聞社のサイトで見かけたセミナーの広告タイトル

私のコンサルのポジショニングと同じだったので、内容を覗いてみました。
登壇者の経歴や、言ってる事から考えると、インターネットにおける広告やソーシャルネットワークを効率的に使っていき、ROI（投資回収率）を最大限に改善していきましょう、という内容でした。
なるほど！

想定されているターゲットはイワユル大企業。登壇者のサイトを見ると、確かに誰もが知っている企業名がズラリと並んでいます。
すごい！　儲かってるんだろうな。

このように、大企業はWebマーケティングにおいて、そのブランドイメージなどをバックに、戦略的にコンテンツ発信をすることで、 ROIを改善する事ができると思います。

しかし、もしこれを鵜呑みにして、無名の中小企業が同じ事をやるとどんな事になるでしょうか？
おそらく、あまり良い結果は生まれないと思います。
それは、「成功要因」が違うからです。 

たとえば、あなたがソニーのVAIOに性能もデザインも価格も優位な製品を作っている中小企業の経営者だったとしましょう。商品はどこをとっても勝っている。でもマーケティング戦略は真似できないですよね。だってソニーはテレビや各種メディアを使い広告を打ち、ネット上のポータルサイトに一気に広告を出し、メディアとの共同記事を書き上げ、一気に花火を打ち上げ、発売と同時に目標達成！みたいなマーケッティングをします。最終到達点は販売店だったり、ショッピングサイト。
方や、あなたがVAIOのホームページを真似してみたところで、勝ち目は無いです。パクリと思われるのが関の山。

これは極端な例ですが、私たちはついついこのような事をやってしまいがち。
ですが、冷静になって自社の成功要因は何か、と問いただし、それを消費者にどうやってリーチさせるのか、と考えるべきですよね。万が一飛ぶ様に売れたとしても、生産台数が追いつかないとか、運用資金が足らない、などの事態が発生する事も想定し、財務戦略も立てなければいけないかもしれません。 
しかし、うまく運用するとWebの世界では勝てるかもしれない。 

我々は主に、規模として100名以下の中小企業様とお付き合いさせていただいております。
やはり、どのクライアント様も、同業の大規模サイトを意識されますけれども、成功要因が違うことに気付いていただければ、その後の戦略立案や社内を動かす速度、マーケティング費用の考え方などがガラリと変わり、目的である売上アップへ向けて動き出されます。

世の中のトレンドだからといって、戦略無しに手を出すよりも、冷静に自社オリジナルの戦略を立て上げ、Webマーケティングに挑むことが中小企業の成功要因だと思います。

毎週月曜日は無料個別相談デーです。（予約制）
貴社サイトの課題／問題／改善点を整理し、
今後何をしていくべきなのかを丁寧に解説致します。
是非、ご活用ください。

―【弊社基本情報】―――――――――――――――――――――――――――
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