英語の正しい学習法とダメな学習法 4 - 英語全般 - 専門家プロファイル

鈴木 将樹
英語総合即戦学校 
英語講師

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対象:英語

山中 昇
山中 昇
(英語講師)
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(英語発音スペシャリスト/英語プレゼン講師)

閲覧数順 2024年04月19日更新

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英語の正しい学習法とダメな学習法 4

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英語を話せるようになりたいのであれば、いきなり外人と話そうとするのではなく、英語の文の作り方を勉強することが必須です。


そもそも英語と日本語では語順がまったく違います。日本語の感覚で、日本語の単語を英語に置き換えるだけでは、文は作れません。


英語の文の場合には、文のはじめに「誰が~する」といういわゆる主語と動詞が必ず来ます。日本語だと「私は、いつも図書館で3時間勉強している」というふうに最初に主語が来て、最後に動詞が来るという仕組みになっていますので、まず文の出だしからして、全然違うわけです。


この英語での文の作り方は、短期間ではマスターできません。文の作り方を勉強したら、あとはどんどんと作ってみるということが大切になってきます。日本では、中学や高校でこの文の作り方、いわゆる文法を勉強しますが、勉強しても使う機会をまったく与えられないために、感覚として身についてこないわけです。


それから、中学と高校の教科書には無駄が多すぎるように思います。文法といってもいろいろありますが、英語の日常会話に出てこないような小難しいものや実用性の低いものもあります。そんなものをだらだらと羅列しているがために、文法アレルギーの人が増えてしまうのではないかと思います。


今、「中学の文法をやり直す本」というような本を本屋でよく見かけますが、文法の大事さに気付いている人が増えている証拠なのかな、と思います。


一番いいのは、義務教育の英語のカリキュラムを変えることだと思いますが、僕はすでに役人や政府に何かを期待するのは、だいぶ前に諦めました(笑)。僕は僕なりに、正しい英語学習法が認知されるように頑張っていこうと思っています。

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