- 杉本 勉
- 株式会社エリートネットワーク 法人営業 兼 転職カウンセラー
- 転職コンサルタント
対象:転職・就職
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
このところ、複数の大手化学メーカー様へお邪魔して、
求人のヒアリングをさせて頂いているのだが、
皆一様に、機械・電気系人材の不足感を嘆いておられる。
何故、化学メーカーで機電系人材なのかといえば、
「プラント人材」のニーズである。
大きなプラントを保有する化学メーカーは、自社でプラントの設計から運用まで行う企業も多く、
自社内に機電系に強い人材を抱える必要がある。
しかし、多くの機電系の学生は、自動車・エレクトロニクス業界を筆頭に
機械・プラント会社への就職が一般的であり、
そもそも、化学メーカーを就職先にすることを検討している人は比較的少ない。
つまり、求人需給のギャップがここに生じているのである。
実際のところ、化学メーカーにおける機電系人材は、その希少性から、
各企業にて、中途入社でありながらも役員や部長に昇格するケースも数多く見られ、
オーソドックスに自動車・エレクトロニクス・機械・プラント会社に就職するよりも、
“出世”する可能性が高いとも言えるのである。
現職で自らの将来が少し見えてしまった自動車・機械・プラント会社にお勤めの機電系キャリアの方は、
異業種のメーカーに目を向けてみると、意外とキャリアに広がりが出るかもしれません。
例えて言うならば、
英語が得意な人が外資系に入社しても、
英語力というバリューは薄まり(できて当たり前)、それ以外のスキルがモノを言うのに対して、
日系企業では英語ができることが1つの強みとなり、非常に重宝がられ、
出世するようなものかもしれません。
幅広く世の中を見渡してみると、
もっと活躍できるフィールドが用意されているのかもしれませんね。
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