
- 鶴田 育子
- 全米認定カウンセラー
- 心理カウンセラー
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
仕事は人生の3分の1を使う時間。その仕事の時間を楽しく過ごせれば、人生の3分の1を有意義に過ごしたということにはならないでしょうか?
賢い選択
人生には選択が、つきものです。朝起きて何を着るかに始まって、転職するかしないかなどなど。流されてきたという人であっても、無意識下では、選択しないという選択をしているのですから、生きている限り、決断を下すことを避けてとおることはできないといっても過言ではないでしょう。
では、何をどういう基準で選択するのか。意識して考えたことがありますか。
好きこそものの上手なれ。道は好むところによって易し。
これらは、キャリア開発のためにあるようなことわざです。
「どうしてそうなるんだろう?」、「ならば、こうしたらどうなるんだろう?」そうした興味、関心のある分野を追求していけば、かならず、仕事でやりがいを感じることができます。
しかし、実際に、自分の好きなこと得意なことを生計の手段としている人は、それほど多くありません。 職業を選択する際、「この道に進んでも、収入につながらない」、「好きなことばっかりしていて、成功できるはずがない」、「親が望む職業ではない」といった雑念が邪魔して、自分が本当に楽しめることを選んでこなかったからです。
たった一度の人生、自分が持って生まれた才能を開花させ、社会により多くの恩恵を還元できるように、賢い選択をしたいものですね。
もちろん、好きだというだけでは、継続的にお金を稼ぐことはできません。好きなことをより洗練された技術にまで高めることができたとき、人より秀でたその能力に対してお金が支払われるようになるからです。
的を絞った行動。それが、充実したキャリアを築くための基礎になります。
浮気と隠し子の存在が暴露され、すっかり落ち目になってはいますが、元カリフォルニア州知事アーノルド・シュワルツェネッガーが、ミスターオリンピアで活躍していた頃、彼は、「今日は、この部分のこの筋肉、ここにあるこの1インチの筋肉を鍛える」と自分に言い聞かせて、トレーニングにのぞんでいたといいます。
今の自分に不足してるのはなんなのか。自分のニーズを見極め、着実に歩を進めていきましょう。
会社勤めをするにせよ、仲間と一緒に起業するにせよ、自営業で働くにせよ、働くときは、切磋琢磨し、よりよい結果を出せるように取り組みたいものです。 何があれば喜ばれるのか、何を取り除けば効率が上がるのか。試行錯誤しながら努力を続ければ、更なる発展と成功が自動的にあとからついてきます。
改善点を見極める力、機能する方法を考えだす力、新しい方法を実現化させる力など、様々な能力をフルに活用していきましょう。
失敗から学ぶことは大切ですが、できれば、同じ失敗は繰り返したくないもの。改善策を模索するときは、自分と違う分野で働いている人たちと話をしてみるのも一考です。いつもと違う刺激が、別の視点からものごとを見るきっかけとなり、閃きがよくなります。
このコラムに類似したコラム
転職を決意するとき 竹内 和美 - 研修講師/国家資格キャリアコンサルタント(2014/11/04 09:00)
新しいことに向かう目的とは 竹内 和美 - 研修講師/国家資格キャリアコンサルタント(2013/09/30 19:38)
【受講者感想vol.145】 自分の進路、転職などで迷うことは、恥ずかしいことではなく、むしろ当たり前 タカミ タカシ - キャリアカウンセラー(2013/09/14 22:00)
コンサルタントへ応募する前に 高田 裕子 - キャリアカウンセラー(2013/06/05 18:10)
コンサルタントの仕事 高田 裕子 - キャリアカウンセラー(2013/06/03 09:17)