マインドフロー - EC・ネットショップ構築 - 専門家プロファイル

袴田 剛史
株式会社スクロール360 ECコンサルタント
静岡県
Webプロデューサー

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閲覧数順 2024年04月24日更新

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マインドフロー

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売上を伸ばすために オンラインショップ編


どのようにショッピングサイトを作るのか

まったく形のないところから、ショッピングサイトを作る時、
みなさんは、どのような基準で、方法で、対応しますか。

「同業他社のサイトを参考にする」
これがよくあるケースではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

「自分が使っているお気に入りのサイトをまねる」
これも比較的多いのではないかと思います。

私は、これまでの経験から、これからご案内するような方法で
ショッピングサイトの作成を行なっています。

(1)お客様が動くステップを作る
 ショッピングサイトに入る前、入った後、商品を見ている時・・
 といったように順当にお客様が動くステップを作ります。

 例えばできあがったものとしての例はコチラになります。


(2)ステップごとにお客様の気持ちを書き出す
 各ステップごとにお客様がどのようなことを考えているのか、
 どんな期待を持っているのか、どんな迷いがありそうなのか、
 そんなことを書き出します。

 その例はコチラです。

 さらに(1)と(2)をすべて作り上げるとこんなふうになります。



これを私の周りの人たちの間では、勝手にマインドフローと命名し、
そう呼んでいます。


コンサルティングの現場では、クライアント様のご担当者様や
時には経営層の方も交えて、しばしば、このマインドフローを
ブレスト形式で作り上げることを行っています。

「想像してみてください!
 御社の商品が並ぶ一覧ページにお客様が訪れました。
 どのようなことを考えていますか?」

と、私が問い掛けます。
すると(元気で積極的な会社では)次々と答えが返ってきます。

『私の探している物はどこにあるんだろう』ということを
 考えていると思います」
『この中で人気の商品はどれなんだろう』って思っています」
と、こんな様子です。

このようにお客様が各ステップでどのようなことを考えているのか、
またはこんなことに困っているのではないか、ということを
想像していくと、今まで気づかなかった発見が意外に多くあるものです。

また、これは本来の目的とは違う“副産物”なのですが、
同じクライアント社内でも、意見の相違が見つかったり、
発見があったり、そういうことが、その後の運営業務に活かされるなど、
見逃せない課題が浮き彫りにされることもあります。


さて、こうしてできあがった『マインドフロー』を使って
どのようにショッピングサイトを作っていくのか、
それはまた次回のコラムでご紹介することにいたします。



株式会社スクロール360
袴田 剛史 takeshi-hakamata@scroll.co.jp


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