ある起業家の話は・・・

今日はある起業家に方との話について書こう思います。

その方は、元は大手企業で企画関係の仕事をしていたそうで
なかなか発想が豊かな方だと思います。

1年前に独立して新規ビジネスモデルの提案や、企業の企画など
について相談や支援をしていました。

今は経済状況の変化から本来ビジネスに新たなビジネスモデルを
模索している企業が多いと思います。
しかし、実際にはいいアイデアが浮かぶことは少ないようです。

その方は、色々な情報を入手して奇抜なアイデアを提案します。

その中のひとつがある飲食店経営者の希望にかない採用され
実施に移りましたが進展は思うように行かない状況です。

ある時。私はその方と話す機会があり色々と訊かせていただくと、
その方自身が何をしたいのかが不明確なことに気づきました。

それから何回か相談を受けましたが、やはり不明確さを感じさらに
質問をすると、
「・・・・それはやってみないと分からない」
「まずは実績が必要！」
と話が何だかその場しのぎなのを感じました。

さらに、「○○さんは、実際にどのような仕事がしたいのですか？」
「・・・・・・・」？

起業家がどんな仕事をしたいのかが明確でなくて起業ができるので
しょうか？

今の自分の状況が不安なのは分りますが、自分の“軸”がぶれては
とても思いを達成できるとは思いません。

何のために起業をするのですか？
目的は何なのですか？

あなたは何がしたいのですか？

これが明確でない方は起業はどうでしょうか。