リスニングの課題-今朝の受講者の作品から思うこと

2011-11-24 14:01

英検道場ではＮＨＫトラッドジャパンの美しい英語をディクテーションすることでリスニングの課題を抽出して克服しているが、これは同時にライティングと読解、スピーキング練習にもなっている

今朝の受講者はあと1歩で1級に合格できる力を持っているのだが、それでも、いまだに下記の点が克服できないで苦闘している

これは、日本人に共通の課題だ
今朝の作品は「庭園」

a anが聞こえず、落ちる
a anをtheと聞き間違う

l が連続するsolelyなどの発音についていけない
made solely from rocks　が聞こえないのだ

tで終わる単語の直後に　sで始まる単語が来るとtが聞こえない
magnificient scenesがmagnificience scenesに聞こえる

but at thatの区別がつかない

devisedとdividedの区別がつかない

当たり前の話だが、知らない単語が聞こえない
今朝はtreatiseというのがあり、これは専門書、学術書のこと

アドバイスとしては、意味を考えながら聴くことだ

では、そろそろかえるか--
どこかに行っている人の発言であれば、我々は迷うことなくそれが帰るという意味だと判別できる

我々日本語のnativeは、その場合のかえるを決して蛙だとは思わない
そこには状況判断がはいっているのだ

英語も同じだ

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