視野が狭いと夫婦は仲間割れする3 - 男女の悩み・問題 - 専門家プロファイル

阿妻 靖史
パーソナルコーチ
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視野が狭いと夫婦は仲間割れする3

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恋愛セラピストあづまです。

視野が狭いと夫婦は仲間割れする2」の続きです。


3.我慢する

「ねえYくん。今ね、○子(娘)の世話で時間が取られて、仕事に復帰するための勉強ができないのね、
水曜と、土曜の夜とか、子供の世話をお願いできないかなぁ・・・」
「う~ん。そうか・・・。実は、会社のプロジェクトで今とても忙しくて、
土曜の夜もいつも調べ物をしてるだろう? 水曜日も、なかなか帰れない状況なんだよ・・・」

「そうね。いつも頑張ってるもんね。
ありがとうね。」
(はぁ・・・結局仕事仕事って・・・この人に期待するの、もうやめようかな・・・)


こういう対応をすると、表面的には「仲良く」すごせるのですが、夫に対する不満が蓄積し、
いつか「触られたくない」という形で表面化したり、限界を超えて爆発してケンカになったり、
「愛がない、冷めた(←実は呑み込んだ怒りがこういう感覚を作り出す)」と感じて離婚に至ったり
します。
問題を放置しているわけですから、いつか表面化してしまうのです。

夫婦関係を良好に保つためには、
「相手の状況も含め、問題を客観的に見る、視野の広さ」
「問題を放置しないという、建設的思考」
「相手を責めずに、現在の問題を表現する伝え方」
「辛い状況があっても、落ち着いて対処する忍耐力」
「どんなことがあっても仲間割れしない、相手を信頼する、という信じる力」
などの能力が求められます。

自分の辛い感情を自分で受け止められず、パニックになり、相手に責任を押しつけたり、
逆に、
建設的に解決することをあきらめて、相手と問題意識を共有することもあきらめて、
(つまり相手を信頼せず)自分だけが我慢する道を選んでしまったりすることは、

結果として問題を放置して、解決せずに放っておくことを意味します。


これでは、いつかその問題が「爆発」して、夫婦問題に深刻な亀裂を生みます。

夫婦が仲間割れせず、一丸となって社会や周囲の環境から受けている困難やストレスに対応していく。辛い状況に置かれているときほど、そのことが必要になります。


「心理学に関するコラム:女と男の心のヘルス」

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