- 清水 健太郎
- ライフクリエイション 代表
- 埼玉県
- キャリアカウンセラー
対象:転職・就職
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
今日のテーマは今後の皆さんの財産になるはずです。良く、就職アドバイザーなどが「自己分析が出来ていない」と言いますが、どういうことなのでしょうか?結局やり方がわからないで止まっている方も多いのではないかと思います。
自己分析という言葉自体あまり好きではありませんが、目的は自分の言葉で採用担当者にメッセージを伝えるために、自分のネタをはっきりさせておくことなのです。大人でも自分のことは以外にわかっていないもの。ゆっくり過去を思い出してみましょう。(辛い過去などを無理に思い出す必要はありません。)
前回の講義でお伝えしたノートに書き出す作業、やってみた方はいかがでしたか?ポイントは「いかに細かく思い出すか」です。よくあるのは・・・「飲食店でバイトをした。」「ホールで接客をした。」「お客さんにありがとうと言われるとうれしかった」で終わってしまい、「先生、僕って何もネタないです」っていうパターンです。
では、そんな時私が学生さんにする質問をいくつかご紹介しましょう。皆さんも、それにしたがって思い出し、書き出してみてください。
・ どんな飲食店?居酒屋?ファミレス?ついでに店の名前は?
・ 何年くらいやってるの?
・ やり始めた頃、何が大変だった?それをどう乗り越えたの?今とどう変わった?
・ どんなとき「ありがとう」って言われるの?
・ 思い出に残るお客様は?もっと具体的に!いつ、どんな人だった?
・ クレームなんか受けなかった?
・ 長年やってると、アルバイトの新人を教育することなかった?
さあ、どうでしょう?この質問に答えるだけでも話は何倍にも膨らみますよね。でも、企業からここまで親切に質問されることを期待してはいけないのです。しかし、企業が聞きたいのはズバリこういうことです。みなさんがやってきた事実を知りたいのです。さあ、コツがわかったらもっと他のネタはないか探しに行きましょう!
次回はこのネタを使って実際に自己PRを書いてみます。その時に本当に多くの皆さんがわなにはまっている「自己PRは結論から書く」をあえて疑ってみることにします。
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