就職に資格は役立つのか？

環の小坂です。

最近新卒採用が少し上向きだとか外国人採用が増えているとか色々な話題があります。
資格を取ってという話は新卒だけではなく中途の方にも多いです。

私の資格挑戦経歴

私も資格・検定マニア的な志向が以前は少しあり、いくつか挑戦しました。
・一般旅行業務取扱主任者→合格　これは大学時代3カ月程度本買って頑張ったら受かりました。
・宅地建物取引主任者→合格　社会人一年目は50点満点で1点足りず落ちましたが、2回目の挑戦は正答率80％以上でリベンジしました。
この二つは独学でも十分合格できる資格だと思います。
・行政書士→不合格　10年前ぐらいですかね。法律が仕事で必要だなと思って挑戦しましたが落ちてしまいました。。
　行政書士法とか勉強したことなかったし。。。
これも真面目に勉強すれば受かりそうに思いましたが、最近は難しくなったみたいですね。
・日商簿記：3級は合格しているのですが、2級は落ちてしまいました。ちょっとなめて受けてしまい。。。これは9年ぐらい前かな。
・銀行業務検定：いろいろな科目があり、年3回試験があります。2級～4級があり、2級が一番上です。
　財務は2級、法務と税務は3級合格しています。法務2級は1点足りず涙をのみました。。。
・英検：2級持っています。まあ、2級ぐらいでは何の自慢にもなりませんが。。。
資格で飯を食おうとは思っていないので、幅広く知識を得るために
ベンチマークとして資格や検定を位置づけていたのですが、
ここにあげたような資格はそういう位置づけには向いているのかなと思います。
さすがに会計士・税理士・弁護士・司法書士・弁理士レベルになるとそう簡単には挑戦できませんが。。。。

さて。このコラムは私の資格の話ではありません。

就職に資格は役立つのか？

役立つという考えと役立たないという考えがあります。

資格は就職に役立つという考え

資格や検定を持っているときに評価できる一番のポイントは「意欲」です。
少なくともその知識を極めようとしているわけですから。
そして、最低限の担保にもなります。資格があればＯＫではないですが、
どの程度の「知識」「センス」があるかはわかります。
また、目標に向けて頑張ることが出来るという点も評価できます。

資格は就職に役立たないという考え

英検なんかそうだと思いますが、英語が出来る人って意外と受けていないですよね。
ＩＴ関係の資格もそんなのが多いです。
出来る人は受ける必要がないから受けず、自信がないから勉強して受けるという考えです。
なので、資格を持っている人が持っていない人より上かというとそうではないです。
あまり、資格・検定を過信しない方がいいでしょう。

どんな資格を取るべきか

少し前に会計士を取っても就職が大変というニュースがありました。
あんなに難しい勉強しているのにショックですよね。
でも実際そうです。
何故かというと、士業はその典型的な例ですが、そのスキルを使ってビジネスを行うには
「営業力」「ビジネス理解力」「コミュニケーション力」が必要で、
根性・センス・体力なども重要なポイントです。

資格だけ持っていても、それを使いこなす基盤がないと絵に描いた餅になってしまいます。
また、合格者が多いと、その中での戦いもあります。
資格取得ばかり気を取られて実務をおろそかにしてはいけません。

ビジネススクールなんかは資格ではないですが、人気があるのは、実務も合わせて
習得できるからではないかと思います。
学んで実践。学んで実践。この繰り返しです。

ウェブ解析士について

弊社もＪＷＤＡ公認ウェブ解析士の主催や講師をやっていますが、
大事なポイントは実務にどう活かせるかです。
なので、実務に活かせるテンプレートも上級ウェブ解析士認定講座ではお渡ししますし、
初級ウェブ解析士認定講座ではテキストに実務的なことも記載しています。

学生の方の受講もあり、その際には学習だけではなく、それを活かすための
スキル育成や関連知識の習得、また面接などでのアピールポイントなども
ご相談にのっています。
社会人の方には実際の仕事に絡めた演習も行います。
その上で試験を行い合格したら認定としていますので、
すぐに実務で役立てられます。

就職に役立つ＝実務に使える＝事業の成果につながるだと思っています。

そのような資格を目指しています。

初級ウェブ解析士：http://www.web-mining.jp/semminer/
上級ウェブ解析士：http://www.web-mining.jp/pri/