こんにちは。パーソナルコーチの たか♪ です。
昨日、先週録画しておいたテレビドラマを観ました。韓国ドラマです。「アクシデント・カップル」っていうの。ご存知ですか?
恋愛コメディで ハッピーエンドなんですけど、途中までは主人公の男性が それはもう可哀想で可哀想で!
誰もが憧れる女優さんと偽装結婚させられるんだけど、もちろん恋愛感情は禁止。
人間としての尊厳が認められないような状況で、主人公はなんども傷つけられながらも 常に 見返りを求めずに妻に接します。
彼が怒りを表したり我儘を言うのは、いつでも妻が傷つかないようにする時だけ。
徹底的に、「妻のため」に行動するのです。
そして、その人間性の素晴らしさに、妻は本当に彼を愛すようになり、女優人生さえ投げ出して彼を守ろうとします。
それに対し、ドラマに登場する三人の邪魔ものはすべてを失っていきます。
この三人は、権力や悪知恵を使って人を動かし、自分の欲求をかなえようとする人たちなんですね。
つまり、人を動かすために 力づくは逆効果、ということです。
本当の意味で人が動く時、それは、その人の心が動いた時にほかなりません。
では、その人の心が動くために必要なことって、何だと思いますか?
それはね、まず こちらが動くことです 。 しかも、相手のために を徹底的に考えて動くこと。
ドラマの主人公は、妻の心を動かすために頑張ったわけではありませんが、結果的には
誰よりも守りたいと願い、頑張ってきた妻に守られることになったわけです。
コーチングで クライアント様の願いと行動 に接する生活をしている私には、この仕組みが すごくよく 納得できます。
最初は苦しい思いをするものですが、「何を最も大切にしたいか」がはっきりしているクライアント様は、
だんだん苦しく なくなって いくばかりか、どんどん 心が強くなっていくんですよね。
そしていつの日か、「私、夢に描いていた状態を手に入れてる~!」って、叫ぶんです。
「過去と他人は変えられない。未来と自分は変えられる」って、言うでしょ?
でも、いつかは相手も変わってくれるかもしれない。
まずは自分から、 ってことですよね。
た だ し。 どんな状況でも自分を犠牲にすればいいというわけがありません。
コーチングのセッションでは、
クライアント様に いろいろな角度から状況やご自身を眺めていただいてから、起こす行動を決めていきます。
安易にご自分を傷つけようとなんて、しないでくださいね。
※このコラムは、私のブログの内 音声でアップしたものの原稿です。
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