- YRC-Casey
- Y.R.C. 英会話スクール 教育企画部 マネージャ
- 神奈川県
- 英語講師
対象:英会話
それじゃ、続いて「初級の方には何を忘れたらいけないか?」の第三弾。今日のテーマでよく使われている”there is”って表現。
この表現は日本語に訳せば「~がある/~がいる」って意味です。たとえばThere is a restaurant near the station=駅の近くにレストランがある。
少し今日自分が日本語でした会話を思い出してみて。「~がある」と「~がいる」は何回ぐらい言ったと言われただろう?これは何回というのより、何十回の方がふさわしいだろうな。
英語は同じくそれぐらい”there is”が会話に出ます。そこまで重要な表現なので、使い方を忘れたらまずいですね。
幸いな事に”there is”の入っているisはもともとbeなので、入門の時に覚えたbeの使い方と変わらない。たとえば複数なら”there are two restaurants”や過去なら”there was a restaurant”など。
しかし”there is”は「~がある/~がいる」の意味をすると言っているが、この表現をパーツに分けると”there”だけじゃ「そこ」って意味、そして”is”だけは「です」って意味なので、言われると混乱する人もいるね。
たとえばThere is a restaurantと言われたら、一瞬これは「レストランがある」か「そこはレストランです」と迷う時がある。これをどうやって解決できるだろう?
その解決方法を現すように、次の文章を見てみよう。どっちの方が正しいですか?
1 I went to Osaka. It is a big city.
2 I went to Osaka. There is a big city.
これは1の方が正しいよな。なぜなら、2のように”there”だけは主語には使えないだから。
こうしてさっきのThere is a restaurantなら「そこはレストランです」って意味にはなれなくて、「レストランがある」って意味です。もし「そこはレストランです」ならIt is a restaurantを言わなければなれない。
(ちなみにこの聞き取りに二つ一つの文法を通して決断方法は以前のコラム「リスニング・スキルを伸ばす方法その2」で話したよね。ご愛読ありがとうございました)
でもそんな細かい文法ルールは会話途中ですぐ思い出せられない!っと焦る人には思い出せなくてもいい方法も教えよう。
さっきI went to Osaka. There is a big cityじゃなくてI went to Osaka. It is a big cityを言わなきゃなれないことを話しましたね。これは簡単な基本的文法しか入っていない文章よな。自分で最初から文法を正しく使えば使うほど自動的になる。それが出来たら文法の相違が出ればすぐに「なんかおかしい」と感じてくる。これで文法のルールを思い出すじゃなくて、正しい文法を感じられるならさっきの”There is a restaurant”の言葉を迷わずに理解できる。
(ちなみにこれも以前のコラム「リスニング・スキルを伸ばす方法その3」で話したよね。改めてご愛読ありがとうございました。そして次のコラムも宜しくお願いします!)。
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