- 平 仁
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天皇陛下、即位20年記念式典
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2009-11-13 11:00
優しい微笑みに包まれ、幸せな気分に浸らせて頂きました。それにしても、
余裕のない顔で踊るというのは久しぶりに見ましたね。EXILEでも、
とんでもない緊張感だったんでしょうね。いいものを見させて頂きました。
さて、陛下のお言葉で気になったところを紹介させて頂きます。
私どもを、支え続けてくれた国民に心から敬意を表します。
国と国民の姿を知り、国民と気持ちを分かち合うことを、大切なことであると
考えてきました。それぞれの地域で、高齢化を始めとして様々な課題に対応を
迫られていることが察せられましたが、訪れた地域はいずれもそれぞれ美しく、
容易でない状況の中でも、人々が助け合い、自分たちが住む地域を少しでも
向上させようと努力している姿を頼もしく見てきました。
今日、わが国は様々な課題に直面しています。このような中で、人々が互いに
絆を大切にし、叡智を結集し、相携えて努力することにより、忍耐強く困難を
克服していけるよう切に願っています。
平成2年の即位礼の日は、穏やかな天候に恵まれ、式後、赤坂御所に戻るころ、
午後の日差しが、国会議事堂を美しく茜色に染めていた光景を思い出します。
あの日沿道で受けた国民の祝福は、この長い年月、常に私どもの支えでした。
即位20年に当たり、これまで多くの人々から寄せられた様々な善意を顧み、
改めて自分のあり方と務めに思いを致します。
いかにも陛下らしいお言葉だったと思います。
いつも謙虚で、痛みを感じている方の傍で共感を積み重ねられてきた陛下
だからこそ、皆が助け合い、ともによりよい明日へ努力できることを信じ、
国民とともに困難な道を歩もうとされているのだと思います。
私も一国民として、私のできる社会貢献を果し続けて生きたいと思います。
ただ、陛下のお言葉を真摯に聞いて欲しい方は、式典にも随分参列されていた
ように思いますよ。ねえ、政治家の皆さん。