- 浦崎 友恵
- ウラウライングリッシュ
- 英語講師
対象:英語
こんにちは。
UraUra Englishの浦崎友恵です。
最近の大学入試の英語の問題をやって思うのは
思考能力が試されるということです。
確かに、語彙力とかイディオムとか構文を知っていることも大切ですが
それ以上に考える力が必要です。
クイズのようにパッとひらめいて一瞬で答える、というのではなく
しっかりと文脈を読み取り、論理的に考えることを要求する問題が多いのです。
学校によって傾向は違いますが、テストを考える先生も工夫を凝らしていると思います。
「ここまで英語を読み取れる生徒が欲しい。」ということです。
さらに、社会がそういう思考能力の高い人材を求めているのです。
語学ができるということは、それ以前に思考能力を備えていないと使い物になりません。
日本では討論や意見発表などのコミュニケーションスキルを学ぶ機会が非常に少なく
高校や大学でその専門に進むと苦労することが多いのです。
またコミュニケーションスキルを持ち合わせないまま大人になって
社会に出てから気が付いて勉強している人もたくさんいます。
今では楽天のように英語を公用語にしようという企業もあるくらいです。
コミュニケーションの基盤は家庭で育てるものだと思いますが
親も子も忙しいと、身内ではついつい最低限の会話しかしなくなっていますよね。
日本人が美徳とする「言わなくても分かって」「以心伝心」も手伝って、
コミュニケーション不足は英語学習にも影響を与えていると思います。
その話はまた別の機会にします。
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