- 山内 真一
- テットコム 代表
- 経営コンサルタント
対象:販促・プロモーション
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
先日、こんなお話しがありました。
「申し訳ないんですが、社員がつくったもの、みていただけないでしょいか?亅
パンフレットの打ち合わせにいった時に拝見してみると。
ご来店いただいた方への、はじめましてのご挨拶と、
会社がどんなことを考えているかなどが丁寧に、誠意をもって書かれていました。
「いいと思うんですが、何となくしっくりこないんです。」
僕もじっくり読んでみても、悪い感じはしません。
写真もキレイですし、文面も読みやすく、真面目で、とてもい印象です。
あ!そうだ。キレイすぎるんだということに気が付きました。
キレイで、まとまっていて、真面目で、いい印象なのですが。
お客様が家に帰ったときに覚えていてくださるかといえば、そうでもない。
それをお話しして、その場で、手書きで、
書いてある文面とイラストを加えてみました。
いわゆるPOPという類のものかもしれませんが、
友人にだす手紙のようなものです。
ついでに、冬はこんな感じも良くないですか?と落書き。
「あ!これです!これです!」
社長さんは大喜び。
「読んでいて面白くなかったんです。なーんか、印象に残らない。
読もうという気にもならない。でも文面が悪いわけじゃない。
どうしたものかな〜と思ったんです。」
はってある掲示物もPOPも、キレイ、キレイに仕上がっています。
ちょっとはみ出すようにはったり、遊びを入れてみると、
グン!と目立つようになりました。
似顔絵を書きにくいのって、美男美女なんですってね。
特徴がなくいかららしい。
きっと、ちょっと、ぶかっこうで、はみだしている方がいいんですよ。
親しみやすくて、覚えられやすいですから。
あ・・・そういえば、僕は顔をよく覚えられます。
そっかそっか、不格好だからだな。