国立新美術館にも行きました。2回目ですが。今回はポンピドーセンターのコレクション展を見るため。前回は「20世紀美術探検―アーティストたちの三つの冒険物語―」を見たのでしたが、このときは展示スペースの広さを理解していなくて、先に行っても行っても続くわ続くわで最後のほうは閉館時間に押されて駆け足になってしまった苦い記憶があります。今回は展示スペースを先に館内図で把握して、見るのにかかる時間を予測して入りました。展示内容は前回と同様大変見ごたえのあるもので、近現代美術の勉強にはもってこいでした。
さて、建物ですが、設計はご存知都知事選にも立候補された黒川紀章氏設計。アプローチの門から建物の入り口にいたる距離感と風景の広がり、それと曲面により変化のある建物のファサードの感じは好きですね。中に入るとちょっと重苦しい感じが気になりますが。(普通程度です、特に重すぎではないのですが)あと、外観の夜景の感じもよいですね、建築のデータ見てないですけど、照明デザイナーが関わっていることと思います。あとこの美術館の良いところは質のよさそうな(まだ私は利用していないので)レストランとカフェが入っていて、またミュージアムショップもなかなか面白い品揃えで、パブリックスペースを訪れることでそれらだけでも楽しめることでしょうね。
(この記事は、弊社ブログにも掲載いたしました)