高橋コレクションの日比谷での展覧会第二段である
neoneo展 Part1 [男子]
を見て、改めて高橋氏のコレクションのすばらしさを実感しました。
様々な展覧会でチラッと見たことのある作家も多くいたのですが、
今回“ネオネオ・ボーイズは草食系?”という副題のもと20作品を
並べたときに見えてくる現代性に感じ入りました。
展覧会についての宮村周子女史による解説文にある自己愛に満ち満ちた
ネオ・ネオテニー世代の解説は、現代アートが現代を映す鏡であることを
再確認しました。
解説にもあるのですが、確かに全体として人物像やセルフポートレートが
多く、内側へ向く彼らの興味を、このセレクションを通して強く感じました。
田代裕基の「炎天華」という鶏の尾までの高さで言うなら2mはありそうな
彫刻も、すごく迫力があって、印象深い。
川島秀明の「bye」も、面白く、横浜で個展をやったようで、見逃したことが
悔やまれます。
neoneo展 Part2 [女子]も期待できますね。
高橋コレクションのURLはこちら。
http://www.takahashi-collection.com/