脳を知りつくせ! 自分プレゼン術 #2 - クリエイティブ制作全般 - 専門家プロファイル

山藤 惠三
有限会社エスオープランニング 代表取締役 クリエイティブディレクター
東京都
クリエイティブディレクター

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対象:クリエイティブ制作

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脳を知りつくせ! 自分プレゼン術 #2

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デザインと企画、その気持ちイイ関係。 企画・デザイン、その発想法
東京地方が梅雨入りしました、
雨が降ると、気分が少し下がると言う人がいますが、発想を変えましょう。
よく見ると、空間の広がりが雨でよく見えてくると思いませんか、なんだか落ち着く気がします。

こんにちは、エスオープランニング、山藤(サンドウ)です。

「知ると役立つ 脳のしくみ」


相手によい印象を与える方法とは?

右脳と左脳の巻<その2>



デザインや企画を考える上で、そのお仕事やお客様をイメージすることは、
とても大事です。

ビジネスの場面でも、イメージを持ってお仕事を進めることは、
成功の近道であるとも言われます。
イメージをよくする方法について考えてみましょう。

前回、脳にはそれぞれ役割があり

左脳は言語脳、右脳はイメージ脳であること。

「言語脳」  論理的思考、言語、文字、記号、計算などをつかさどる部分
「イメージ脳」 音楽、図形、絵画、立体、パターン認識などをつかさどる部分


職業柄、右脳派か左脳派かと言い分けてみるという根拠が少し見えてきますね。

ビジネスの場面で考えてみましょう



たとえば初対面の人に対して、おもしろいことがわかります。

あれ、とても感じがよい人だな
この人とは、気が合うかもしれないね、

反対に、
なんだか、ちょっと苦手だな〜
怖もてで、お話ししずらい感じだな〜


などと瞬時に判断してしまうことがあります(ココだけのお話ですが、、)
これはいったいどうしてなのでしょうか。

それは先ほどの役割で言う、イメージ脳が関係しているそうです。

右脳はイメージだということを思い出してください。
右脳が目の前のひとの左側を認知しているからだそうです。

またこんな実験結果でも証明されています。

一枚の人の写真、顔の右半分はその人の笑った表情、左半分は無表情の画像を合成します。
その写真を見た人は、その人のイメージを笑顔でいい印象だと判断するそうです。
なんだか、おもしろい結果です。


そんな右脳と左脳の役割は身近な、こんな場所でも活用されています。

<ケーススタディ1> あなたはスーパーにいて、陳列棚を見ています。



左側に目玉商品を置くのがこの業界では鉄則だそうです。
理由は、人間は無意識のうちに、左側から見てゆく傾向がありそうです。

次に、

<ケーススタディ2> あなたは就職の面接にきています。



初対面の人との会議など、
ビジネスにおいてイメージが結果を左右する場面にはどう活かしたらよいでしょうか?

そんなときは、
朝、鏡の前に立ち、鏡に映る自分の右側を意識してみるとよいそうです。
女性なら右側の化粧に時間をかけてみる。

相手と向き合ったとき、相手から見て、左側、
そう、自分の右側の表情が、相手に対しては、よい与える印象を与えることができるはずです。

イメージUPの法則、ぜひ実践してみたいものです。



つづく。

参考資料、プロフィール : 池谷祐二(いけがやゆうじ)氏
東京大学大学院薬学系研究科(准教授)、
科学技術振興財団さきがけ研究員 海馬の研究を通じて脳の健康や老化について研究中