- 石川 雅章
- 株式会社エスクリエイト 代表取締役
- 広告プランナー
対象:販促・プロモーション
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
前回、途中で終わってしまったアクセスログ解析のお話の続きです。
今回は直帰率とLPOチェックについて…
まずチョッキ率という言葉ですが、サイトに辿り着いた来訪者が
最初のページから一歩も進まず帰ってしまう、
つまり「直帰」してしまう率のことです。
来訪者数やPV(ページビュー)が増えた増えたと大喜びしていたら
それは直帰する人が増えていただけなんていうことも多くあるのです。
ちなみに直帰率がお手持ちのアクセス解析ソフトで閲覧できない場合は
Google Analyticsを利用するとよいかもしれません。
現在はGoogleアカウントを持つことでだれでも利用できます。
直帰率が閲覧できる場合は何%か見てみましょう。
50%?70%?30%?
直帰する来訪者は予想よりも多いのではないでしょうか?
意外に多くの人が最初のページしか閲覧しないで直帰してしまっています。
この直帰の一番の原因はLPOができていないことだと考えています。
LPOとはLanding Page Optimizationのことで
ランディング(着地)ページ、
つまり来訪者が最初に見るページを最適化することです。
サイト設計の大きな間違いとして挙げられる事は
ランディングページをTOPページだと考えていることです。
検索エンジンの精度向上やユーザーの検索スキルの向上によって
TOPページではなくコンテンツページへいきなり来訪することが
多くなってきています。
ランディングぺージを割り出すことのできるアクセス解析ツールは
多くないので※ベタな手段ですが、今回はアクセス解析結果からわかる
上位の検索語を実際のキーワードとして入力してみてランディングページを確認してみましょう。
検索語、つまりどのキーワードによって当該サイトに来訪したかが
アクセス解析結果からわかりますね。そのキーワードをそのまま検索エンジンに入力してみましょう。
どのページが現れましたか?
検索語の上位キーワードを順次入力してみてみると、必ずしもTOPページが
ランディングページになっていないことが解ると思います。
まずこのランディングページがサイトのどのページかを知ること。
そしてTOPページだけでなく、そのランディングページでも
目的を達成するための来訪者誘導ができているかを確認してみてください。
弊社のサイトを見ても、LPOが出来ているページは、直帰率が低いんですよね!
このあたりのアクセスを解析しているだけで、おもしろいんですよ^^
しかも、LPOの戦略が成功した時は最高にうれしです!!!
次回は、LPOについて、弊社での成功例をお話します。
株式会社エスクリエイト 石川雅章