事業目標は自分で決める:新規創業支援から - ITコンサルティング全般 - 専門家プロファイル

坂田 岳史
有限会社ダイコンサルティング 代表取締役 IT経営コンサルタント
ITコンサルタント

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閲覧数順 2024年04月25日更新

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事業目標は自分で決める:新規創業支援から

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ITコンサル日記
こんにちは、ITコンサルタントの坂田です。
今日は、会社の事業目標を決める時の考え方について、お話します。
尚、このコラムは私が発行しているメルマガ「さかやんのコンサル日記」から抜粋してお送りしています。
http://archive.mag2.com/0000116110/index.html
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コンサル仲間とよく一緒に食事することがあります。その場合つい仕事の話になりがちです。
コンサルというのは、自分なりの方法論や考え方、指導方法を持っています。通常これは、他者とは違うものです(自分だけのもの)。
このような違う考え方や方法論を持ったコンサルが酒のみながら話しすると、ついつい自分の考えや方法論を主張しがちです。

ある新規創業支援をしている、コンサル仲間と話しているときに、新規創業者の目標は、自分が設定する(或いは、目標設定を指導する)といいます。例えば、新規創業者の方が、3年後には従業員1人くらいは雇い、売上は○○千万円を目標にしているというと、そのコンサルは、もっと高めの目標を設定した方がいいとか、一般にはこれらくの売上を上げるべきだ!とか言います。

確かに、新規創業者はビジネスを始めて間もない(或いはこれからはじめる)ので、ビジネスの目標について、どうやって設定したらいいか分からないケースが多く、コンサルが指導するのもある意味分からないこともありません。しかし、私は必ず自分の目標は自分で設定するよう指導しています。なぜなら、人に設定された目標を目指すというのは、おかしい話だと思うからです。

ビジネスには、まずビジョンがあります(3年後、5年後に自分がどうなりたいか)。そして、そのビジョンには売上目標も入ります。その目標を設定するは、自分しかいないのです。
そして、コンサルは、その目標達成のための支援・指導をやります。
(これが私の主張であり、やり方です)

以前、ある新規創業者の方が相談にこられました。
この方は、ある公的機関を通じてコンサルの指導を受けておられます。この方が言うには、そのコンサルが自分の目標などを決めてしまうとのことです。この方は、人が決めた目標がどうも納得いかないといいます。私は即座に、自分の目標は自分で決めてください、といいました。その方は、「やっぱりそうですよね」と納得されて帰っていきました。
目標設定の考え方などをコンサルがアドバイスするのはいいと思いますが、やはり自分のことは自分で決めるべきです。

今日の一言
「自身を持って自分の目標を設定せよ」

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有限会社ダイコンサルティング
中小企業診断士
ITコーディネータ・ITCインストラクタ
坂田岳史(近畿経済産業局認定 ベストITサポータ)
sakayan@daiconn.co.jp
http://www.daiconn.co.jp
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私の理念
「一期一会」その瞬間を大切にします。

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