- 神谷 忍
- 神谷デンタルオフィス 藤沢インプラントセンター 理事長・歯科医師
- 神奈川県
- 歯科医師
対象:一般歯科・歯の治療
- 赤岩 経大
- (歯科医師)
- 赤岩 経大
- (歯科医師)
日常臨床に積極的取り入れています 具体的には今までのレントゲンでは得られない立体画像が
瞬時に得られ コンピューターの進歩の恩恵によって任意の部位を任意の角度でスライスして
拡大したりして観察できます 3Dの立体画像も回転させたりして見たい部分をさらに詳しく
見る事が可能です 何だろうと思ったらすぐCTを撮影します 被爆線量については 最新の歯科
用CTは非常に体に優しく気にしなくても良いレベルになっています それより得られるメリット
の方が大きくうわまわるので利用しない手はありません
インプラント治療には特に必須でサンディエゴのアメリカインプラント学会でも多くのメーカーの
歯科用コンビームCTが出品されていました
もともとは医科用のCTを準用していましたが被爆線量の問題と全身の内臓などの診断をターゲット
に開発されたものなので歯科領域のみを撮影ターゲットにしたCTの開発が待たれていたところ
世界にさきだって日本のメーカーが新しい方式で被爆線量が極めて少ない歯科用コンビームCTを
世の中に送り出しました その後各国から同じ形式のCTが発売され現在に至っています
神谷デンタルオフィスでは何か気になるとCTにて診断をさせていただいています
親知らずの抜歯に際しては下顎神経や上顎洞との立体的位置関係の把握
根管治療においては根尖病巣の診断 歯根の湾曲度の3D的把握 根管の数 太さ 形態 など
今まで想像の世界で手探りの治療をしていた部分が ビジュアルで手に取るように把握できます
その他上顎洞炎などは一発で判ります また一般のレントゲンでは全く気付かないような病変も
CTの断層面では明らかになり テクノロジーの進歩には目を見張るものがあります
このような最新の秘密兵器が存在する以上これを臨床に生かしていくことが歯科医師としての
心意気と使命 飽くなき探求心と心得て日々フル稼働しています
ただ心配なのはコンピューターのハードディスクの容量で今までのオルソパントモ500枚分の
情報量でひとつのCT画像を構成していますので容量が一杯になるのも無理がないところでしょう
ただしインプラント治療においてはCTを撮影しないでインプラント手術をおこなって神経麻痺
などの医療事故を起こした場合 裁判では完全に歯科医師の過失であるとの判決がでています
また他医院での処置に対するCTによるセカンドオピニオンもお受けいたしますので何かお悩み
があれば御相談ください